めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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レッツノートQVの電源ケーブル

新しく購入したレッツノートQV、総じて不満はないのだが唯一使っていて困る部分がある。それは電源ケーブルである。本体と合算しての重量を軽くする目的があったのか、付属のケーブルが異様に短い。RZ4と比べると短すぎて、机の上で使い足元の電源タップにコンセントを入れるという当たり前の電源確保ですら配線に苦慮した。コンセントから変圧器までの長さは従来通りだが、変圧器から本体までの長さが1mも無いのではないかと思うほどに短い。

RZと比べるとQVは省電力CPUでない分だけバッテリーの実質的な持続時間が短くなっている。確かに、電源のついた飲食店や交通機関は増えているが、必ずしも目の前に電源タップがあるわけではない。足元まで線を伸ばしたり、新幹線の一般席だと隣の席まで伸ばしたり、一定の距離が必要になる。その時に途中経路に変圧器をぶら下げるような形で使用する羽目になる。そんな使い方では断線のもとになる。

RZは本体から変圧器までの長さが長く、変圧器にコンセント用のプラグを直接直結するアダプタが付属していて便利だった。オプションでそういったケーブルを買えばいいのだろうが、最初から机周りの実情に即した長さにすればよい話であり勿体ないとも思う。

また、持ち運ぶ際にも情報機器が浸透する前に建てられた設備で使用する必要が生じることがある。例えば、携帯電話すら持ち運ぶことが一般的ではなかったバブル期ごろのホテルのようなところである。ホテルで仕事をしようとしても、机から電源までの距離がありすぎて届かないということはこれまで何度もあった。ギリギリ延長できても、途中の変圧器ぶらぶら問題がある。下手すれば引きずられて本体が机から落ちてしまう。

そういった古いビルやホテルではスマートフォンの充電をしようとすると、自分から離れたところに物を置いて充電する必要があるので、常時呼び出しや連絡に対応しなければならない局面で使いながらの充電ができずに不便を感じることがよくある。それと同じように、まさか自分のPCを所有して持ち歩き、出先で使う時代が来るとは想定していなかった時代の建物はPC作業との相性が悪い。

古い建物でもバブル期のもので耐用年数があと30年はある。部品重量を削減するにもまだ時期が早い。