めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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レッツノートQVが届いた

かねてから置き換えを計画していたレッツノートRZ4、次期機種はQVにしようというところまで決めていたものの、日中に自宅にいないか帰宅が遅くなることから配達してもらえる日時がかなり限定されるため、いつ発注するか、届いてセッティングする時間を集中的にとれるタイミングで届けてもらえるかなどが懸案事項にあって発注が遅くなった。ただ、決済後即日配達で翌日には手元に来ることが分かったため、週末のタイミングを利用してセッティングすべく週末に届けてもらう計画で発注して、予定通り届きセッティングした。

購入したのはレッツノートQVである。1kg切るがそこそこ性能の良いPCであり、軽量化のためにRZ4に比べるとアイソレーションキーボードの部品点数が減っているし、バッテリーの被覆もシンプルになっている。音量や無線LANのスイッチも消えた。確かに今のwindows10はデスクトップにアイコンが表示されてタッチパネルでWi-FiのOn/Offを切り替えできるし、音量もFnキーと内容が重複するので無くても困らないのは事実である。

使いやすいのはキーボードのパームレスト部分中央にバッテリーステータスやCapsLockなどのランプが集約していて見やすいことと、RZ4では四角形だったタッチパッドがドライブ搭載モデルのように円形のものになったおかげでキーボードを扱っているときに触れてしまってとんでもない部分にポインターが行ったり、入力中のカーソルがずれたりという弊害が無くなった。RZ4では隅のほうを感知しないように設定できるが、みんなその設定で使っていたから円形になったのだろう。エリアは狭いが、昔のマウスのカウントとでもいうのか指を動かしたあたりのカーソルの移動距離は解像度が高いPCの割には十分動いてくれる。

本体は軽い・・・のだろうが、さらに軽量なRZ4と比べると重みを感じてそこまでの驚きは感じない。むしろ、レガシーな物理スイッチを残して750gだったRZはよくそこまで詰め込んだと改めて旧機種を見直さざるを得ない。

時代が変わったと思ったのはLTEのsimを入れるスロットが付いていることである。RZ4のころからそういったモデルがあったことは知っていたし、これまでもwimaxとかPHSとかの移動体通信サービスで通信端末を内蔵しているPCはあったが、通信料とかバッテリー消費の兼ね合いで浸透しなかったし、そのうちにサービスが終了してしまって何にも使えない発信機になってしまう事例が多かったから、料金プランがある程度の通信に耐えるようなものが出てきて、やっと実用的に使える時代の通信機内蔵という意味ではよい時代になったと思う。ただ、筆者の場合はルーターでほかの機種も使いたいのでsimは入れることはないだろう。

今はこれをQVで入力している。キーボードはRZのような薄いボタンをペタペタ押すような質感から、キーは同じくらいのサイズなのだがやわらかく押すと深めに沈む質感のものになった。少し違和感はあるが早打ちしやすい。キーを触った時のプラスチックの質感がやや安っぽい感じがする。これも軽量化のために材質を選んだのかもしれない。ThinkPadの独特の押し心地で固めの質感のプラスチックのキーボードと比べると、耐用年数が長く購入後何年も使い続ける端末のキーボードがこれというのは少し残念な感じがする。ただ、入力は軽快になって助かっている。

あれこれ書いたが、本体にはそれほど不満はない。スピーカーの音質がどうとかいうレビューがあったが、イコライザーを調節するとある程度音は改善する。無くてもよいスイッチを排除して軽量で耐用性のある普通のPCになったという趣である。