めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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機械式腕時計

最近は腕時計をはめない人たちがいて、時間を知りたいときにどうするのだろうと思う。スマートフォンを見ればいいというが、フォーマルな場でそんなことをしたら浮いて見えるだろうし、下手すれば問題になりかねない。

私はいまだに腕時計使用派である。ただ、機械式しか所有していない。機械時計を使うのは、小さな電池を使うものを避けたいからだ。電池の腕時計は電池交換すると防水能力が落ちて故障を繰り返したり、電池の処分が厄介だったり、年数が経つと過去の電池が廃盤になっていたりして、結局旧来の機械時計が面倒な問題を回避できるので使い続けている。

休日に遊びで外出するときはROLEXをつけるが、普段はSEIKOの自動巻を使っている。7年前にオリエントの自動巻を購入して安価なのに安定して動くのでなかなか気に入っていたが、3年前にその乗り換えとして5万円ほどのSEIKOの自動巻を購入してそちらを使うようになった。

ところが、そのSEIKOの時計は購入2年ほどで遅れが目立つようになり、修理に出してもよいのだろうがその間のつなぎが無いのでSEIKO5を購入して使うようになった。結局、SEIKO5が実用的なのでそれを使い続け、高い方の時計は修理に出していないままSEIKO5で生活している。誤差はひと月で約5分くらい進む程度、定期的に時刻を修正して使っている。正確さでは3年前にオーバーホールしたROLEXのほうが優っている。

ROLEXに無いのが曜日の表示機能で、あまり重宝していないのだがふと必要になった時には役に立っている。手巻きでパワーを蓄えられないので、デスクワークが多くて動きが少ない時には手で持って振り回してゼンマイを巻いている。それから、ブレスにストッパーのようなものがついていて、昔のデベソブレスとか言われていたような時代のROLEXよりはブレスのバックルの固定がしっかりしている。安っぽいつくりではあるが、普段使いには丁度良い。

SEIKO5は裏ブタがガラスになっていて、中のムーブメントの動きが見える。それは面白いが、安い製品なので部品の仕上げがいかにも大量生産品の粗さがあり、ガラス張りは故障時の部位確認に時計屋が重宝する程度でエンドユーザーにはメリットが薄いので、見えない方がよかったのではとも思う。