めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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国際感覚を養うとは?

国際感覚を養う、という言葉は色々な解釈の仕方がある。
よくある考え方が、単に海外に行けばよい、暮らせばよい、というものだ。しかし、それで国際化に役立つ人物を必ずしも養えないと思う。
海外旅行はパック旅行化されていて現地の言葉はおろか英語すら出来なくても行き先が手配されていて、時間さえ守れば何の不便も無く行ける。それが現地の文化や思想を知ることに繋がるかと言われればそうは思わない。
では、海外に暮らせばいいのか。セルフサービスの店があちこちにあるような国なら誰とも言葉を交わさずに生活することくらい可能だろう。日本でもよく見るコンビニチェーン、セルフサービスのスーパーマーケット、台湾などは日本の外食産業が多数進出していて、下手すれば中華街よりも日本的かもしれない。
また、企業が単に海外に進出しただけで国際化と称して威張るのも考え物だ。たとえば、韓国企業はここ10数年で急激に海外に展開し、韓国人たちは自分達が国際化社会の仲間入りをした、先進国の仲間入りをしたと盛んに喧伝している。
しかし、実際の韓国製品は日本製品のように独自の新技術を盛り込んでいるわけでなく、安い割には実用に耐える機能を備えているという点で売れていたに過ぎない。安いというメリットを捨てた「高級な」韓国製品は他の先進国の製品と比べた時に到底勝てない。
また、あちこちの国で自国の優位性を主張する一方で他国の文化を見下すような言動を繰り返し、傲慢な行動が問題になっている。今や、賃金も上昇して安いという優位性はかつてほどは無くなった。さらに国家経済が何度も破綻しており、どれだけ韓国ドラマで洗脳を試みようとしてもそこが知れている。
国際感覚なるものの本質的な面は、別に日本と他国との関係で語るにとどまらないのではないか。

国の問題ではなく、引篭もってよそを色眼鏡で見ている、その偏見の世界から出てみなさい、ということなのではないか。仲間内で傷をなめあうことに慣れないで、己の力が外部でどれだけ通用するか確認してみろ、と。