不謹慎刈りが流行しているtwitter。
飛び降りとか事件の目撃情報を書き込んだ者に対して、不謹慎だツイートするな、消せと集団で脅して妨害する者が跋扈している。何が許される書き込みで、何が許されないのかは彼らの主観が決め、思い込んだ敵は徹底攻撃する。
そんなtwitter自警団連中は、災害時にあちこちの公式サイトが配信する情報を勝手スクリーンショットして引用して、次々ツイートする。そして、被災地の被災者のためと称して親切ぶる。
現実は、バッテリーが消耗するのでtwitterどころではないし、被災地の情報配信をする公式サイトへ世界中の善意を称する連中が功名心の為にアクセスを集中させて必要以上の負荷がかかり閲覧出来なくなってしまう。
そして、それらの情報は真贋不明である。結局、公式サイトに情報を求めてアクセスが集中する悪循環となる。また、タイムラインや検索結果が善意を称する真贋不明のコピー情報で大多数埋め尽くされて、被災地の声や重要な情報はかき消される。
この場合、被災地は消費される情報に他ならない。
過去のアイスバケツチャレンジや9月1日の図書館や10歳の不登校Youtuberゆたんぽなどと同じで、周囲が騒いでいるので便乗して騒いだり賛同するふりをして善人になったつもりに一時的になり、流行が過ぎるとあっさり捨て去るという姿勢の者が被災地や被災者に群がっているのである。
twitter自警団が彼らが不謹慎と見なしたものを数で攻撃して消そうとする様に、被災地の被災者に本当に必要な情報が彼らの数攻勢で見えないところに追いやられている。
