めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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コロナウイルス騒動で沈黙する環境活動家

コロナウイルス騒動の陰で環境活動家が沈黙している。

何十年前と違って医療現場では使い捨ての医療器具が増えている。手近なところでは不織布マスクがそうであるし、簡易検査キットやPCR検査に使われる素材もすべてそうである。感染者に対応する際のガウンや機材のカバーなども使い捨てされている。たいていこういった使い捨ての医療資材は衛生面や性能の万全性の面で再生素材が使われることはない。

もちろん、使用後もそれらは再生資源に回されることはない。そんなことをすれば処理作業する過程で作業員が感染しかねないので焼却される。検査や対応をすればするほど使い捨て資材を次々使うことになるのだが、環境活動家は沈黙している。むしろ、全例検査すべきといった感情論的な側にこういった活動と親和性の高い者が多いように見受ける。

また、肺炎という診断で放射線照射量が増えることになる。レントゲンだけでなく、心臓や横隔膜の陰になる部分も見渡すという観点で線量の多いCTスキャンが用いられる。全員検査などという非効率なことをしなかった日本においては、コロナウイルスが疑われる者は肺炎が想定される状況にある。そのため、コロナウイルスに関係なくよくある肺炎も想定して検査が行われている。それこそ、ゼロベクレルなどという意味不明な主張をする者が発狂するようなことをしているのだが、この動きにも彼らは沈黙している。

うがった見方をすれば、環境保護活動の形をとって政府の政策を邪魔する目的で彼らは環境保護を主張しているのであって、実際のところは何ら科学知識はないし、それに基づいて環境を守っていこうという活動ではないのだろう。太陽光の下で過ごしながらゼロベクレルを要求し、その太陽光を使ったソーラーパネル賛成などという人たちが支持母体であり、しょせんはその程度なのだろう。

信念で環境保護活動をしているのであれば、医療機関厚生労働省の前で検査反対を主張すればよい。ウイルス感染に根本的な治療法はないのだから、実際検査をしないことには一定の理があるし、コロナウイルス以外にも対応する病気はたくさんあるのだから医療資源や人的資源を適正に配分することにつながる。発熱があるのであれば隔離すればよいし、別にコロナウイルス感染でなくても高齢者はほかの病気も持っているし寿命に差し掛かっているので少し体調を崩せばたやすく持っていかれる。

一部の声の大きなデマ拡散勢力に世論が引っ張られて、本来可能だった対応ができなくなると政権批判の取っ掛かりができる。一部の市民団体が何か主張していたらまずは疑うことだ。本来の目的や、誰からの指令でその主張を言わされているのかが見えてくる。また、その主張の逆を行った方が公共に利するかもしれない。