めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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買い溜めを批判する前に

不織布の使い捨てマスクが不足しているらしい。連日ニュースになっているが、私は特に影響は受けていない。

10年ほど前にインフルエンザが流行したときに購入していたマスクが残っている。当時、ホルマリンのような接着剤のにおいが気になって使わなかったものを取り出してみたら、においもかなり消えていたのでそれを使っている。正直、たかだか不織布ごときにウイルスの透過を防ぐ効果はないから、こちらが変な咳をしているとか熱発があるというのではないかぎり、無理に装着しなくても感染予防の観点では何ら問題ない。そして、マスクも1日で使い捨てずに数日使っているので全く無くなっていない。

ところで、先日荷物を整理していたら新しい発見があった。さらにもう一箱の未使用のマスクがあったのだった。これは5年ほど前に買ったものである。またインフルエンザが流行しだしているが、前回のマスクがにおいが強くて使えなかったことを踏まえて、必要な時に備えて購入していたのだった。しかし、それも使うことなく忘れ去られて今になって発掘されたのだった。とりあえず、高価な転売ヤーが販売する出所不明のマスクを購入する必要がないし、今シーズンは余裕で乗り切れそうである。

また、トイレットペーパーも余裕で足りている。常時12ロールだか16ロールだかの製品を2つは手つかずで常備していた。ちょうど世間でトイレットペーパー不足騒動が始まる前あたりにもそろそろ無くなりそうだと一つ購入していた。万が一外出禁止になったときに必要そうな乾麺などの備蓄に適した食材も十分足りている。こういった物資を蓄える行為は買占めだのと言われることが多いが、それは傲慢な暇人の理屈だろう。物資の備蓄傾向があるのは自分のライフスタイルを反映したためである。

日中自宅にいないことが多く、店舗の空いている時間に物を容易に購入できないので、その辺の暇人のように頻繁に開店時間前から店の前に並んだり店員に掴みかかって追いはぎのように物資をたかるような行為ができないのである。自分の生活リズムの範囲内で買えるときに多めに買っておくを実行すると、どうしても大量購入・備蓄のスタイルになる。

2011年の震災の時に一部のスーパーには暇を持て余した自称ボランティアがレジのサッカー台のところにはりついて、物を多く買っている客に買占めをするなと言いがかりをつける光景が見られたそうだ。私の場合、こんなことされたら生活が破綻する。生憎、公共性の高い仕事でありそのためにこのライフスタイルになっているわけで、生活が破綻したら公共も破綻する。

今は備蓄分を切り崩しながら生活しているが、いずれその備蓄分が無くなったときどうしようかと案じている。