めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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医学部受験の女性差別問題

医学部受験での女性差別が問題になったからか、ニュースで一部大学の女性の合格率が男性を上回ったという内容が報じられている。

ただ、これは母集団数のトリックだろう。増加したように見えて、そもそも女性の医学部受験生の数が少ないので、その中での合格者が男性より絶対数が少なく、依然として女性は医学部の中では少数派という事実を隠蔽するために流している情報である。

本当に差別が無いかは全国の大学受験生と医学部入学者の男女比率を共に示せば良い。熱力学第二法則ではエントロピー増大するのだから、確率的にどちらかの性別の比率が高いということはまず無く、世間の受験生の男女比に沿う最も組み合わせの多いパターンに収束するはずである。

この種の報道で一喜一憂している連中は知的水準が低い。

東京医科大学の問題でも、女性差別以前に学納金が高くて経済的差別の優位者が入学する学校という事実は報じられなかった。差別という文言に飛びついて騒ぎたいだけだからだ。 世論がその程度なので、数字を操作した結果を公表して幕引きしたいのである。

報道にいちいち口うるさく反応する層は愚かで、母数など見ない事を見抜いている。絶対数を見せずに女性の合格者が多いかのような印象を抱かせ問題を幕引きし、これまでの状況を維持しようとしている。

しかし、そんなことではいけない。入試差別が解消されたとアピールするなら、その後のキャリア支援も整備されているとアピールすべきである。

病院に来るのは暇な死にかかった老人と生活保護ばかりなのだから、女性に配慮した職場環境を整備して診療体制が犠牲になっても、社会全体には何の悪影響も無い。なあに、かえって患者の免疫がつく。医療崩壊して健康増進だ。