めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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敬老を考える

先日、バスに乗車していて実際に目にした光景である。

あるバス停で高齢者の集団が乗車してくる。仲間を大声で呼んでモタモタして入口に陣取ったままで乗車しようとせず、運転手から早く乗車するよう注意される。発車後は手すりにつかまらずよろけて周囲にぶつかったり、大声で雑談をしだす。運転手から掴まるようアナウンスされるが、当然従わずまたよろける。そのくせ、子供の声が聞こえると嫌味を言い出す。あるバス停で大挙してばか騒ぎしながら降りていき、やっと車内が静かになった。

暇を持て余した上に、加齢で脳が萎縮して善悪の区別がつかず、抑制が効かないで欲望に任せて衝動的に行動する老人が野放しになった結果がこれなのだろう。

ある高齢者は敬老者専用席なる紙を自宅で大量に印刷し、電車の座席に置いてネットで批判を受けた。ただ、肝心の本人はネットを利用しないので、批判は伝わっていないだろう。来年度も同じ様な紙を電車内でばらまくだろう。認知機能が低下して前年度の事を忘れ去っているからだ。

これまでは、年長者が若い世代に手本となる行動を示したものだが、これからは逆になるのだろう。若返るわけでも、生き返るわけでも、再び生産的な社会活動ができるようになる訳でも無いのに、毎年高齢者に国家予算の半分以上の医療費や福祉予算を割いて、好き放題されても怒らない人の良い日本の若者をもっと讃えなければなるまい。敬老から敬若の時代である。