はてなブログを開設したものの、ほとんどはてな内部のコミュニティとは関わらないで運営している。あちこちのブログの話題のエントリーが金儲け系の話だった時も収益とはおおよそ無縁の運営だった。今は放置状態でなおさら収益からは遠ざかっている。一方、流行には左右されないが書きたいことは書くスタイルを続けている。そのおかげか、はてなブログの有力サイトがぶち上げるトピックが活性化して沈静化したあともさして閲覧数の上下なく、内容が陳腐化することもなく継続できている。
よく、金儲けできるサイトの作り方を教えろ、しかも無料でという要求がある。そんな方法知らない訳であるが、知らないと言うと本当は知っていて隠しているという勘ぐりをされるので、知っているふりをして適当なことを言ってごまかす。そもそも、そんなことを他人に聞くのは馬鹿げていると気づくべきだろう。
仮に知っていたとしても、その段階で社会の末端までネットdeお金儲けのノウハウなるものが行き渡っているということであり、ネットに拠出される広告費に限界がある以上はそれの分配し合いになるのだから、一人当たりの取り分は小さくなるに決まっている。勿論、現実はアクセス数や注目数に応じて収益も増えるのだろうが、さしたる話題性も無い者がサイトを開設したところで収益以前に書く内容が無いし、したがってアクセスを得ることも困難だろう。
大半の者にとってはネットで金儲けするよりも、実際に就労した方が時間あたりの収益は高い。今時は自分のページなど会員登録だけですぐに開設できるのだから、数分でブログでも開設して実際に何か書いてみれば短期間でネットdeお金儲けのうさん臭さに気付くだろう。
それなのに、有力サイトはブログを作ると巨額収益が誰でも稼ぎ出せると言わんばかりに煽って、それを信じた者が如何にも収益目的と言わんばかりのサイトを量産している。そういったサイトは見ていてショボい人物が切羽詰まった生活をしている必死感をひしひしと感じて、見ていて哀れになってくる。
