最近引っ越して、以前よりも狭い部屋になった。そのため、不要なものを決めて意識して廃棄していかなければ、物があふれて寝る場所がなくなるし、日常生活をするのに必要な空間すらも無くなってしまう事態となった。
特に多いのが書籍とデジタル周りの物品だ。今時使わないようなフロッピーディスクや、用途も無いような古いデジタルガジェットがいくつも死蔵されている。何年も使っていないし、今後使う機会もなさそうなので、今後はこちらも棄てていくことになりそうだ。
また、かなり書籍を片付けた。どうしても必要なものはともかく、今後読みそうにないものや内容があまりに古すぎるものは捨てることにした。例えば、IE2.0のころのサイト作成の本などは歴史資料の価値はあるかもしれないが、そこまでの内容でもなく内容が古すぎて実用にも耐えないため、廃棄である。
廃棄を通じて、いわゆるミニマリストになるつもりはない。彼らの不便はファッション感覚だ。何もないことで我々と同じような生活ができるわけがなく、どこかで他人の持ち物に頼ったり、100円均一の商品などの途上国との経済格差でかろうじて使い捨てしても惜しくない値段で売られているものを都度使い捨てたり、ミニマリストを名乗ることで様々な不都合な事実を伏せていると思うのだ。不便を演出する気はないし、必要なものを持つまでだ。
