めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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丸ノ内線の新型車両に思う

丸ノ内線が新型車両を投入するという。銀座線の新型車両がステンレス車なのに全体を昔の鋼鉄車のように黄色の塗装風にラッピングしているように、丸ノ内線の新型車は赤色の塗装風のラッピングがされるようだ。

丸の内線は帝都高速交通営団系の路線では銀座線に次ぐ歴史の路線であり、この2線で都内の大体主要な場所は網羅している。それ以外の路線は補完の要素にしか見えないし、蛇足な区間も多い。そんな象徴的な路線が銀座線の黄色に対して丸の内線の赤色とわかりやすい色分けを前面に出していくことで、駅ナンバリング制度のほかに電車の色で見分けて乗車するという認識もできるようになるため、オリンピックで様々な言語圏から観光客が来ることを想定すると乗り換えがしやすくなるというメリットがあるだろう。

また、新車両にはコンセントや小さなテーブルがつくようだ。これは誰が何に使うのかよくわからない。駅間距離が短いうえに、車内は人が多い。ここで充電のために自分の機材を置きっぱなしにするのは防犯面で不安がある。そして、充電の目的に使うには時間が短すぎる。

起点から終点まで乗るような客ならばある程度目的にかなうのかもしれない。しかし、丸の内線は荻窪から池袋という都内をU字型に通って同じ方角に戻るルートになっている。池袋から御茶ノ水のようなショートカットには重宝するが、荻窪から池袋まで乗るなら、普通に中央線と山手線で行ったほうが時間はかからない。

新幹線などでもコンセント付きの座席導入は流行しているようだが、長距離移動とか都心から郊外へ向かう路線でコンセント付き座席はわかるのだが、丸ノ内線で導入されても流行しているから設置しただけか、お飾りで使われることは実際想定していないかのどちらかに見えてならない。