物事を考えたり、話し合うときに極論や暴言を吐く者がいる。
話し合っている課題に対して、無くなればいいとか、死ねばいいという結論にすぐに行き着くのはよくあることだ。あるいは話の方向が壮大な方向に向かい、社会全体が変わるべきなどと、物事の改善のために話し合いの場を持っているのにいつそれが実現するのかすら疑問な妄想を語り出す者もいる。
そういった事を言い出す者が出てくると毎回うんざりする。発言をしている者は素晴らしい提言をした気になってウットリしているのだが、私は連中を宇宙人でも見るような目で見ることにしている。
極論や暴言は、その物事への思考放棄である。物事を考える気が無い、解決する気が無い、そう言っているようなものだ。あるいは話者の思考力の欠如を露呈しているようなものだ。この種の発言が出てきたときは毎回そう思うようにしている。
極論や暴言が身近な話題に対してのものならば、当事者になるかもしれない身近で親しい人物に対して暴言を吐いているに等しいし、己も当事者になるかもしれないのに物事に責任を持たないと言い放っているに等しい。
