めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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郵便料金は非効率で分かりにくい

普段はメールでのやりとりでも、実際の書類をやり取りしなければならないことがあり、どうしてもそのときに郵便切手が必要になる。現在の定形の普通郵便は82円か92円である。たまに定形外の封筒を使うこともあるのだが、大抵これで事足りる。

どっちみち、自販機の飲料すら買えない額である。公的な通信手段の確保の一環として、郵便料金は低めに抑えるという政策的な配慮なのだろう。それでも、世間で売られている物の中では少額の部類に入る切手を買いに郵便局に行く手間、数円の利益のために窓口を数分ふさいで対応する局員、双方の時間と労力を無駄に消費する仕組みだと思う。

今後もすぐ必要になるものをわざわざ買いに行くのは手間なので、先日郵便局に行ったときに使用頻度の高い82円切手を多めに購入して常備しておいた。これなら貼ってそのまま投函するだけだ。

常備しておくと、夜のうちに準備しておいて、翌朝郵便局が開く前に投函できるというメリットもある。夜間や休日に切手が必要になった時は、以前だと切手の自販機というものがあった。レシートのように上下だけ切り取り線がついていて、金額を機械で印字するタイプの切手が出てくる仕組みだったが、コンビニが24時間開いているのでそこで販売すればよいという理由から廃止された。

自販機廃止後は夜間にコンビニで切手を買ったことがあるのだが、切手の扱いを知らない人が売ることがある。いかつい体格の黒人が店番をしていて、太い指でがさつにちぎって出してきて切手の隅がちぎれていた。使えるか不安だったが、何とか届いたようだった。それ以来、郵便局で何枚か購入して常備するようにしている。

切手を常備しても困るのが、細かい料金の区分である。定形郵便も82円と92円の境界確認、定形外になる厚さ確認のために計量する必要が出てくる。家庭内で計量するはかりや厚さを確認する道具があればよいのだが、たいていそんなものは無いので郵便局に持っていく。そして結局、数十円の郵便料金のために窓口で局員に計測させる羽目になる。

定形・定形外の区分も無くなってほしいと思う。事業所によっては実質82円で送れそうなA4大の書類を折り曲げないで、そのまま角二型の封筒で定形外料金で送付してくることがある。折り曲げても問題ないのに。そうでなくても、メール時代になると「定形郵便」などというものはついで扱いの存在になって、メールでは遅れない書類・冊子や、通販等の購入品の配送に役割がシフトしていくだろうに、相変わらず「定形外郵便」という規格外扱いされていることがどうかしている。

封筒のサイズとか料金は均一に絞ったほうが、利用者も郵便局も細かい計測のコストが減るので効率がよいのではないだろうか。