めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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ネット右翼に学ぶ邪魔者の排除法

本当は何の権限も無いのに、他人の事情に首を突っ込んで取り仕切ろうと必死になる者がいる。そういった者に限って、他人の決定権を否定して物事を決めようとしているというのに、物事について何も知らない。それでも何でも知っているふりをして、とにかく相手に対して優位であるように振舞って、話の腰を折って一方的に話して物事の主導権をとろうとする。

だから、話に軸が全くなく、方向性がどんどん逸れていって、しかも内容が支離滅裂で、聞いている側は相手が何を言っているのか分からなくなる。その混乱はイライラになり、相手にして時間を使うことにストレスを感じるようになる。何よりも、決定しようとしている物事が全く進まなくなるので、口を出されるだけ邪魔で時間の無駄である。

この種の決定権への介入で一番迷惑なのが、一旦決まった物事をひっくり返そうとするタイプだ。物事の方針が既に決まっているところに、自分の思い通りに物事を仕切りたい者が首を突っ込んで介入してくる。そして、介入する余地を作るために既に決定している内容を否定して自分の案を通そうとするのである。

このような場合、厳しい対応を取ることにしている。とはいっても、面と向かって態度を注意したところで聴く耳は持たないだろう。相手の話を聞き入れるつもりが無いから、話を遮るために喚いたり、話の腰を折ることで状況を振り出しに戻そうとするのだ。話が伝わらないままで対応がうやむやに終わってしまい、それをいいことに介入の余地を広げようとする作戦なのだろう。

だから、指摘内容を面と向かって伝えるようなことはしない。昔のお触書のように掲示して一方的に言い渡す方式にして、嫌でもこちら側の主張が目に入るようにする。あるいは、人を介して偵察のように情報を探っている者に情報をつかませて、話を聞き出すには絶対に不都合な話を聞かないといけないように仕組む。こうして、介入を狙う限りは逆に精神的にズタズタにされることを覚悟しなければならないようにしておく。

実は、似たような手法を既に実践している人たちがいる。それはネット右翼と呼ばれるカテゴリに属する者である。旧来からの右翼と言われる者たちは街宣や書籍での意見発信をしてきた。だが、左翼はそれを黙殺してきたし、報じない権利を行使して言論封殺してきた。街宣は聴かなければよいし、書籍は題名だけで中を読まなければよい。

だが、ネット掲示板あたりにベタリと掲載されたネット右翼の書き込みはそうはいかない。見ている限り内容が目に入ってしまうし、報じない権利が行使できない。広報力は強いようで、日本の薄らボケ左翼的な傾向のあった一般大衆も、ネット右翼の情報発信で若干判断を取り戻しつつあるように見える。その状況を指をくわえて見ている左翼は、昔のように情報操作のイニシアチブをとれなくなって、かなりこたえている様だ。

逃げられないように指摘をつきつけて、相手のペースに巻き込まれずに追いつめるという手法は、話を聞かない相手には分野を問わず効果的な手法のようである。