めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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悪口への効果的な反撃

根拠も無く自分に親しい者の肩を持ち、それ以外を悪くもないのに批判したり、こき下ろす。このような言動をとる者がいる。正直、関わると地雷になる物件なので極力関与しないようにしている。

多分、こういったタイプは場所によって悪口の相手を変えている。A氏のいないところでB氏の悪口をC氏に言う。今度はC氏のいないところでD氏に対してC氏の悪口を言うといったことを使い分けている。こうやって相手に取り入ったり、人間関係を自分の都合の良いようにコントロールしているのではないかという疑念を抱かせる。

もちろん、仕事の判断材料にこれが介在してくると判断を誤る元になってしまう。A氏の仕事はダメ、B氏は本物というのでB氏を利用してみると全然ダメで使い物にならない。実は、話者とB氏が親しいので身内びいきだっただけで、第一人者はA氏。だが、A氏を冷遇した今となっては取りつく島もないなんてことになる。

こういった言動をとるタイプは同時に見栄っ張りである。見栄のためなら平気でうそをつく。そして、自分はコネがあるとか、顔が広くてあちこちに知り合いがいるとか、自己の実力には関与しないような内容をことさらアピールして自分が大した人物であると誇張する。だが、あくまで誇張に過ぎない。しかも、次々と人の信望を失っては他のターゲットに乗り換えるを繰り返しているらしく、コネの顔ぶれが安定しない。多分、本当は話半分で誰も相手にしていないのだろう。

そんな連中に恥をかかせるのが私の楽しみである。職場を任されていて上司も自分に頭が上がらないとか、自分の冷遇は上司がコネが無いせいだと本人のいないところで言う者に、その上司の前で同じことを言ってみろと迫って困らせる。昇進の機会を逃したのはコネが無かったからだと主張しているので、そのコネの提供者(その分野の第一人者で人物も優れている)に抗議したらどうかと詰め寄るわけだ。そうすると相手が凍り付いて、なぜかそれを拒否しだす。散々図太い言動が多かったのに、たった一言で委縮するほどメンタルが弱いのかと内心嘲笑いながら、悪口の対象に報告する。

底意地が悪いと見栄っ張りは言う。だが、そうではなくて、人に依存して恩恵を受けていることを忘れて、大したことない己れに思い上がっている態度が気に入らないだけだ。

他人の悪口を言う者に展開する作戦がもう一つある。発言を遮らない。シンプルだが、効果的だ。悪口を一方的にまくし立てている相手の発言に沈黙を決め込む。そうすると話に同意されてると思われて、話者は次第に饒舌になる。しまいには、影でこんな事を思っていたのか、という事を次々と口走る。これは人間関係を豊かにするうえで大収穫だ。そこで話者と関係を切る決心をつける。悪口の対象が相手の恩人かもしれない、そんな配慮が無い証拠であり、次の悪口の対象にされない為の予防線にもなる。

なんて話をしたところ、その話者に対する不平が周囲から次々出た。思っていた以上に被害者や私同様に不快感を抱いていた者がいたようだ。悪口なんて言うもんじゃないし、それで自分が得をしようなどと目論んではいけないということだ。