中途半端に論理とか弁論をかじっていると、これで誰にでも勝てると過信してしまう。これが大きな間違いで、悪い奴らは自分たちの行いへの批判を徹底して自己正当化の言葉で交わす方法を用意している。カルトしかり、悪徳商法しかり。だから「なんか変だぞ」論理の輪から抜けないと、簡単に餌食になる。
カルトをやめた人たちって、洗脳から解けたのではない。たちの悪いことに、自分たちこそが真の行者だと思っている。創価学会とか共産党とかの脱会信者に多い。さらに先鋭化して元の団体すら手が付けられなくなっている。カルトの論理の餌食になった半端者の末路である。
創価の脱会者は妙観光なる団体を作り、共産の脱会者は新左翼と呼ばれた。出身母体とは対立しているように見えるし、そのような動きを見せているが、実は底通していてもおかしくない。教義は共通しているし、目的も同じ。一見仲が悪いように見えた方が、世間は対立に注目して裏で目的をすすめやすい。
