めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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鉄道ファンのマナーの悪さは昔から

鉄道ファンが最近列車の運行を妨害する動きを見せていて社会問題化している。JR西日本は既に彼らを犯罪者と同等の存在としてみなしており、イベントなどでも公安調査庁の調査官のように参加者の顔写真などを撮って要注意人物の特定とマークを進めている。
それに対して、有名な鉄道雑誌がコメントを出すにいたった。

http://www.j-cast.com/2010/02/20060578.html

この記事によると、鉄道ファン誌は以下のようなコメントをしている。
「迷惑行為であり犯罪という認識を改めて示しました。ここ1~2年くらい、マナーやルール違反の悪化を心配していた矢先でもありました。もっとも、ほとんどのファンは理解していることなのに、ごく一部の人が危険行為をしているのが現状でしょう。そのせいで今後、撮影が禁止になってしまったら残念です。また万が一、ファン向けイベントがなくなってしまったら、寂しく思います。これを機に、ルールやマナーを再認識して欲しい」
しかし、この言葉は甘いの一言に尽きる。東海道線では線路上にカメラを持ち込んだ鉄道ファンが電車と接触して死亡する事故まで起こっている。再認識どころか、マナーを徹底できないやつは線路に近づくことも禁止したほうがいいくらいである。奇麗事だけを並べて、自分は安全圏内に逃げ込み、ほとぼりが冷めるのを待っているかのようだ。また、マナーの低下がここ数年で見られるようになったという主張も嘘である。

この雑誌には以前、読者の文通欄があった。そこには文通や交流、資料の交換を呼びかける読者が多数氏名や住所を記載していたが、彼らへの嫌がらせが頻発するようになったために文通欄は廃止されてしまった。今から15年ほど前のことだろうか。正確な年数はともかく、この雑誌はマナーの悪い鉄道ファンのために方針を転換した過去がある。その時期と前後して出来たのが、新聞のような投書欄である。その投書欄でもたびたび撮影現場でのマナーの悪い鉄道ファンの話は載っていた。要するに、マナーの低下はそのころには顕在化していたのである。
系統だった車両分類、規則正しい運行形態、これらがアスペルガー障害をかかえる情緒障害者をひきつけるためにこういった非常識なトラブルが起こるという説もあるので、あまり激しい追及をすると障害者福祉の団体から攻撃される恐れもある。しかし、鉄道ファンはいい人、マナーに外れたことをするのは偽の鉄道ファンと言わんばかりの根拠も明確な基準もない主張が暴走して、結果として何の解決もなされないばかりか、マナーの悪い連中に逃げ場を与えているだけである。
鉄道がダイヤに基づいて運行される以上、どのような特別な車両でも秘密裏に運行は出来ず、何らかの形で運転の時間帯が分かってしまう。その想定されるダイヤ上に想定される事故が、対処を先延ばしにしているがゆえに常に待ち構えている状態が続いている。