めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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夢想はするが努力はしないなんて…

世の中で、仕事観を問われると色々な回答が得られることと思うが、私の場合は「自分の好きなように生きていく」一環だと考えている。好きなように生きていくとは、特定の人物の思惑のために動かされてこき使わされるようなことに甘んじるよりも、自分が納得のいくような結論を得るために努力を惜しみたくないということ。最近はメディアで自分たちは力量があるのに社会のせいで・・・といった内容ばかり目にする。そういった発言を目にすると、彼らはこれまでその力量をどこで発揮してきたのだろうかと思う。高校や大学の試験、その後のスキルアップ、就労先なり派遣先なりでの実務、本当に力量あるのなら、それを出し惜しみするような理由のある場所がどこにあったというのだろうか。努力する、その成果を他者から評価されるというリスクを彼らは回避しているのではないだろうか、回避しながら万能を自称し、一生自分をごまかして生きていくのだろう。自分の価値観の原体験を書かせてもらおう。その昔、私が受験生だった頃に予備校には自称東大受験生や自称医学部受験生がゴロゴロいた。だが、彼らは何の対策をしているわけでもなく、かといって成績が優秀なわけでもなかった。どこそこの難関の受験生やら有名企業の志望者には自称するだけで誰でもなれると思う。「そのもの」になろうとすることをしなければ、自称は自称のまま終わると思う。私はこの考えを未だに持ち続けている。「万能な」人たちから見れば、彼らが馬鹿にしているようなことを藁にもすがる思いで実行している姿は滑稽に見えるだろう。実際、色々と不愉快なことをされた。しかし、そのことがその後の「好きなように生きていく」という道を少しずつ開いていったのだった。もしかしたら、彼らには私の未来が見えたのかもしれない。そして、それが怖かったのかもしれない。