昨日、InstagramのあるアカウントからDMが来た。フォロワーで、随時閲覧しているとフォロワー一覧から表示されたり消えたりしている挙動が安定しない謎の女性アカウントだった。
最初はあいさつだったが、いきなりLINE交換をしようと提案があった。さして親しくないのにいきなりLINE交換というのはおかしいし、個人情報も絡むところがあるので抵抗を感じた。よくよく見てみると、そのフォロワーのアカウントの投稿内容はスカスカだった。本当に本人かわからない女性の写真、雑な投稿内容で、内容がスカスカであり、何を伝えたいアカウントか見えてこなかった。とっさにインスタグラマーを取り繕うために作ったアカウントにしか見えなかった。
これは個人情報を詐取する目的があるか、外部のサイトや勧誘活動に誘導する目的ではないかと感じたので、LINEは使っていないととっさにウソを返した。その後、そのアカウントは再度フォロワーから消えたり復活したりを繰り返して、いつの間にか消えていた。
ここでIDを渡しておけばブログのネタになったのかもしれないが、一度変な業者にIDが共有されてしまったら、ブロックしても次々変なメッセージが来ることになってネタではすまなくなってしまう。また、すでにLINEを使用開始して年数がたっており、その分だけほかの人たちとのやりとりも重ねている。ここでスパム業者にIDが漏れたからといって、簡単にアカウントを削除して作り直すのは手間がかかりすぎて難しい。やはりはじめの段階で異物混入は避けるべきなのである。
今回は、唐突なID交換要求と相手の投稿内容の無さから容易に判断できたが、その他にも見分けるポイントはありそうだ。例えば、自己防衛の観点から女性が不特定多数の男性に安易にLINEを開示するとは考えにくい。そして私の側の事情と同じく、LINEアカウントは電話番号を紐づけないと作成できないし容易に変更も難しいのだから、なおさら安易に開示はしない。よくよく考えれば分かることなのであって、IDを急かすように要求されたときは逆に冷静になるべきなのである。
