自宅から離れてここ10日ほどホテルに連泊している。慣れたもので、リュックに数日分の着替とUSBケーブル類とPCでまだスペースに余裕がある。服はコインランドリーで洗濯と乾燥をして使い回している。
普段はこういった場にはwindowsタブレットを持参するし、そちらの方が荷物を軽量化できるのだが、敢えてレッツノートRZを携行した。以前はもっと大きな11.5インチの1.5kgのPCを重い電源プラグ付きで持ち運ぶのが当たり前だったので、その頃に比べればRZ4は軽いし小さいのだが、それに飽き足らず更に軽量なタブレットを携行するようになっていた。
タブレットを携行するようになってから、軽量なのだが画面の半分がキーボードとか、入力がタッチパネルとか、USBコネクタの少なさとか、使っていると不満が多く出てきた。小型PCとして使うというより、タブレットにPCのOSが搭載でいざという時にPCソフトが起動できて役立つという感じである。半端感が拭えず、受け身的な利用がメインとなりアウトプット用途が減っていた。
久々にレッツノートを持ち運んでみて、やはりタブレットとは違う快適さを実感した。タブレットはどうあがいてもタブレットであり、それをPCのように使っていく上では無理があるということを改めて実感させるほど使い心地に格差があった。普通のPCなので半端感無く使え、文字入力は全くストレス無く、バッテリー残量も気にならず、意外なことにさして荷物にならなかった。リュックの空間の中でタブレットが入るのであればレッツノートRZ程度のフットプリントの端末は入るのである。
電源プラグでPCに給電しながらUSBケーブルで接続すればスマートフォンやWiFiルーターの充電もできる。居室やカフェなどの限られたコンセントの奪い合いにならない。フルサイズのPCを持ち運んでも大した負担にならないことが分かったため、今後あちこち出掛ける時も引き続きレッツノートを持っていこうと検討してしまう。