めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

ADs

デュアルOS中華タブレットのwindows10アップデート1909に成功

windows10搭載のタブレットが1809アップデートをかろうじて行って以降、ストレージ容量が足りない事が主たる原因で大型アップデートをできず、約1年ほどアップデートできない状態が続いていた。

元凶はデュアルOSという中華タブレット特有のブートでWindowsandroidを切り替える機能のせいである。二つのOSが使えるのは一見便利だが、結局androidスマートフォンを使えばいいので使用しないし、ストレージを占有して邪魔だし、それのせいでアップデートするには容量不足になる。Microsoftのサイトからmedia creation toolをダウンロードして本体にアップデートファイルをダウンロードしない形での大型アップデートを試みたが、ある程度まで進むが最後のインストール後の再起動のところで失敗して古いバージョンのOSに戻ってしまうを繰り返していた。

なかば大型アップデートをあきらめた状態だったが、かねてからそのタブレットAmazonのレビューや似たような中華タブレットを購入したユーザーがクリーンインストールをしていることは知っていた。ただ、リスクは高そうだし難しそうだったのでタッチしないで他の方法でやり過ごそうとしてきた。しかし、ほかのアップデート手段がないし、アップデートできなくても役に立たない端末であることは変わらないので、廃品になること覚悟でアップデートしてみることにした。

この辺の手順は検索すればいくらでも出てくる。その方法を使っている。まず、ドライバーを吸い出すソフトでバックアップしてUSBメモリに保存した。次に、他のUSBメモリに改めてmedia creation toolを使ってインストールメディアを作った。これをUSBでブートするのだが、ブートメニューやインストール画面はタブレットとはいえキーボードがないと話にならないので、給電可能なOTGケーブルにいくつもマウスやキーボードやUSBメモリやら接続して作業することにした。

USB接続のキーボードはタブレットケースのキーボードがBluetooth接続ではなくmicro USB接続だったので、コネクタを噛ませて普通のUSB端子に接続した。これで暫定的なUSB接続のマウスとキーボード付きのPC体制になった。BIOSのブートメニューからUSBメモリでのブートを選択して再起動されるとWindowsのセッティング画面が表示される。ここで言語などを選択する必要があるが、USB接続されたマウスやキーボードがないと先に進めない。インストール先のドライブだが、10個近い細かいパーティションに分割されていた。これらのパーティションを全て削除して、androidWindowsの両方の領域が合わさった容量のディスク領域ができた。ここをインストール先に指定してインストール開始となった。

これまでUSBメモリでセッティングしていたときは1日がかりでも作業が進まなかったが、なぜかCPUの性能は同じ低性能のAtomなのに、インストールからHello画面までは1時間ほどで作業はすんなりと遂行できた。あっけなくデスクトップ画面が表示され、バージョンを確認すると1809から1909にきちんとアップデートされていた。これではまだタブレット特有のタッチパネルなどが使えないので、先にドライバを保存したUSBメモリを接続して、ドライババックアップに使ったソフトをタブレットに入れて、ドライバインストールの作業をした。発行元不明だがインストールするかという警告が何度も出て、インストールするを都度選択して全てインストールした。

再起動かけると本体の傾きに応じて画面がローテートするし、タッチパネルで使用できる元のwindowsタブレットに戻った。ここから以前のような好みに設定して、大体依然と同じ使い心地で使えている。アップデートはしたが、タッチパネルの感度はいまいちでテキストエディタでのスクリーンキーボードの反応は相変わらず悪い。自己責任でインストールというリスクはあったが、案外すんなりとトラブルもなく最新バージョンをインストールできて使えている。

全く使わないのにストレージを占有していたandroidも消せて、その分の容量も確保できて、やっとタブレットらしく使えるようになった。まずはChromeとPDFリーダーを入れようと思う。windowsタブレットは性能が低いが案外ここ数年の大型アップデートに対応して持ちこたえている。構成がシンプルである意味で素のPCに近い状態だからなのだろうか。