めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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モバイルバッテリーを求めて

先日、電気街でモバイルバッテリーを見ていた。その中で思わず購入を考えたものにソーラーパネル付きのものがある。どのような環境でも充電可能であることをうたっており、充電のほかに単独でLEDライトもついていた。

しかし、ソーラーパネルが小さくて満充電までに何時間かかるのかが気になった。そもそも日照時間の間に快晴で充電しきれるのかすら疑問であり、給電用途で使うにはずっと天日干しのように日向に置いたままにはできない。電池パックをずっと直射日光にさらして大丈夫なのか、例えば自動車のダッシュボードに置いて太陽光は当たるがかなりの温度まで加熱するところに置いて危険はないのか、など使用上の疑問が次々わいてきた。

結局、ソーラーパネルはお飾りにしか思えずワンコインで購入できる小型のものを購入した。外出時の用途はwifiルータースマートフォンタブレットの充電だが、まず満充電する必要はなく多少消費した分を補う程度しか使わない。1日外出するだけなのに下手に大きなものを持っていってもかさばるし、重くなる。小さいもののほうが荷物に収まりがよい。そう考えると、1日程度の外出ならば5000mAh程度で事足りる。

お飾りソーラーパネルに似たものを持っている。手回し発電機である。キーホルダーサイズの小さなもので、USBコネクタがついている。確かに回してみると電力は発生するのだが、かなりの回転数にしないとスマートフォンは充電中の状態にならないし、その回転数を維持しなければ実際に充電されない。そうするには手回しのハンドルが貧弱であるし、到底実用性には堪えなかった。敢えて言うなら、少しの電力でもモバイルバッテリーに充電したり、LEDライトを接続して照明の電力にしてとっさに明るくするなどの用途はあるかもしれない。

モバイルバッテリーはあまり用途がないように感じながらも気づいたら4つほど使っている。通常の充電用途のほかに、充電のヘルプで使うことがある。これは、外出先で電子機器を充電するときにUSB給電する電源アダプターやケーブルと電子機器の相性が悪いことがあり、まったく充電されていないという状況がよく生じるのである。何個もアダプターやケーブルを持ち運べないのだが、不思議とモバイルバッテリーからの充電だとすんなりとできるのでモバイルバッテリーを充電して、あとでバッテリー経由で電子機器を充電するという用途でしのいでいる。

USB端子のついたPCが出回ったころに用途がなかなか見つからなかったが、USBメモリが登場してUSBコネクタを使うユーザーが増えたという話があるそうだ。モバイルバッテリーも本来USBには給電という規格は無いはずだが、PCユーザー以外にもUSB機器を普及させたという意味ではUSB業界第二のヒット商品かもしれない。