めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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夜の街角の不審者

今居住している某所には夕方になると不審者が出没する。不審者は身長160cmくらいのスーツの男で、夜の暗い路地でパウチ化された大きなパンフレットを持ち、通行人に絡んでしつこくマンション販売の勧誘をしている。

夜道でそんな手法でいきなり絡まれると正直不気味であるし、そんな方法で絡まれて購入を決意する者がいるのだろうかと疑問に思う。不動産会社がどのような方針でこの手法を取らせているのかは不明だが、販売している物件にはこんな無駄としか思えない販売手法をするセールスマンの人件費が盛り込まれているわけだから、購入するだけ無駄な物件なのだと思う。

この売り方は不気味な以外に問題をはらんでいる。ポストに投函されたり新聞等に掲載された広告に反応する消費者は大抵店舗を訪れる。店舗に行くということは購入を検討していたり、売り込みをかけられることはある程度予期している。ところが、道端でいきなり勧誘されるということはその覚悟はできていない。そこに不意打ちのように売り込みをかけられる。

昼間であれば如何にもサンドイッチマン然としていてまだ相手の正体がわかるが、夜道では相手の正体が判然としない。もしかしたら販売員を装った不審者かもしれないし、断ったら夜の闇に紛れて何かしらの被害にあうかもしれない。押し売りと何ら変わらない威圧を与える手法であり、消費者側に不利になるような売り込み法である。

勧誘の手法に問題があるのに、今のところ彼らは野放しである。警察官が近づくと、彼らはパンフレットを隠して通行人のふりをする。夕方の暗闇は正体を隠すには絶好の機会のようである。商店街が近くにあり、通行人の写真撮影を厳しく制限したり罵声を浴びせるようなところなのに、不審なマンション販売勧誘は野放しで注意喚起すらしていない。

夜の街角でスケッチブックくらいのサイズの光沢ある冊子のようなものを持って佇んでいるスーツ姿の男を見つけたら、是非警戒してほしい。