めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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新幹線でPCを快適に使うには

新幹線に限らず、電車の中でノートPCを利用している人を多く見る。一般の電車ならともかく、特急の場合は座席にテーブルのようなものがついているので、大抵の人たちはそれを使ってPCを広げている。
ところが、この座席の背もたれ部分のテーブルはくせものである。
まず狭い。PCをやっと置けるサイズである。PCを置くとお茶や弁当を広げる場所が無い。しかも、前の座席がリクライニングを倒すとPCのディスプレイを巻き込んで破損する恐れがある。サイズの大きなPCほど巻き込まれやすい。PCを電車で使うようになる以前の時代の発想で作られたものなので、相性が悪いのは当然と言えば当然かもしれない。
また、ディスプレイを見にくい。外光はブラインドを下ろせばなんとかディスプレイに映り込むことは無くなる。もっとも、これはノングレアのときであり、光沢液晶の時は室内の灯も映り込むことになる。さらに、電車の揺れで本体が細かく揺れるので、特に文字情報を扱うときにはストレスになる。結果としては作業に集中できないかもしれない。
いろいろ試してみたのだが、特急では備え付けのテーブルでPCを使わないで、膝の上で使ったほうが使いやすいことが分かった。膝の上であればテーブルを他の用途で使うことができる。また、細かい文字の揺れも膝の上に置くことで揺れが吸収されるためか気にならない。
そして何より、「ラップトップ」というくらいで、膝の上で操作するとノートPCはキーが打ちやすかったり、ディスプレイを見下ろす格好になって見やすかったり、本来の使い方に即しているので使いやすいことに気づく。普段使用している14インチのPCも、机の上だと大柄に見えるのだが、膝の上だとちょうどよいサイズになる。むしろ、コンパクトサイズの11インチだと体が大柄な場合は膝に乗り切らないので、小さいことにいら立つかもしれない。
会社の備品のPCで出張をし、なおかつ車内でも書類をチェックしたりする必要があるという場合があるかもしれない。正直、不特定多数の目の前で社内の文書を平気で扱うような会社は個人情報の扱いが杜撰そうだが、それでも新幹線や特急などの社内でPCを使うという場合は、無理やり小さなテーブルの上で使うような真似はしないで、自分の膝の上で使ってみて快適性を確かめてみてほしいと思う。