めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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身勝手なやつを葬った話

どれだけ注意をしても聞き入れない者というのがいる。
ひとつは知的に障害があって、他者から言われたことを理解したり記憶できないタイプである。精神病含めて意思疎通が不可能で、かつ未治療であるなど対策が取れていない者は一定数存在しているので、決して珍しくない。
また、わざと相手を苛立たせたり馬鹿にする目的で聞き入れない者がいる。聞き入れないで注意している相手が困るところを見て、喜んだり、相手を下に置いた気分になって満悦するために聞き入れないのである。この場合、身勝手な連中にはどれだけ注意したところで効果が無いし、かえって効果が無いことで相手を喜ばせる結果になる。こんな時は、注意をせずに好き放題させる。そうすると最終的には自滅してくれる。
身勝手な振る舞いには個性的だねと当たらず遠からずな無難な称賛をしておく。身勝手な発言にはキミは意識が高いねとか、議論好きだねと絶賛する。そうすると、なぜか彼らはその気になる。そして、増長して一層身勝手な行動に磨きがかかる。そうすると、その身勝手さは周囲の誰もが否定的にとらえるようになり、自然と社会的に鼻つまみな存在になって排除されるのである。もしかしたら、その時に彼らは自分たちの行動のまずさに気付くかもしれないが、その時にはすでに遅く、多くの交友関係や立場を失っているのである。
以前にこの手法で一人葬ったことがある。芸人が大学教授や政治家を集めた討論番組の影響なのかもしれないが、ニュースでやっている手近な話に対して、偉そうな立場から演説をし出す者がいた。
話のパターンは毎回同じで、自分としての意見や分析するための知識や見方は無いものだから、とりあえず否定して自分が物を言う立場を作ろうと必死だった。「・・・(自分が気に入らない社会システム)は、なくなればいいんだァ~」、「・・・(自分が気に入らない人物)は、死ねばいいんだァ~」、そして毎回「自分の言うことは正しい」とふんぞり返るのである。そして、話し方は横でカメラが回っていて、それを意識して激論しているつもりなのか、誰も聞いていないのに突然絶叫するのである。
はっきり言って、傍から見ていると頭のおかしな人である。
あまりにひどいので、一度根拠を突き付けて反論した。そうしたところ、普段は熱く語っているのに沈黙。そして、考える練習をしていると自己正当化しだした。これが何回も続いた。また、無くなれとか死ねといった発言を公衆の面前で行うので、そいつに関して統括者の私が周囲からクレームを受けるようになった。そこで、さきの方法で逆説的に復讐することにした。
そいつが色々と語りだしたらさえぎらないし、否定もしない。コメントを求められてもはぐらかしてコメントしない。また、事あるごとに「君たちは(既にそのころには似たような連中を囲って同じようなことをしあって自画自賛しあっていた)議論好きだねぇ」と絶賛した。周囲にもそう対応させた。
そうしたところ、うまいようにつけあがりだした。無くなれ・死ねの言動がますますエスカレートして、自分以外のものを片っ端から否定して悦に入るようになった。また、そんな自分が尊い存在であると勘違いしたのか、「日本人は議論ができない」などと上から目線で語りだしたり、「自分たちが社会の方針について語っている」などと怪しい言動も出だした。もちろん私についても、あるいは仕事についても、何度も無くなれ・死ねと言われ続けた。小ばかにする言動もたくさんされた。だが、それでも忍耐強く放置した。その状態を2年続けた。
実は、2年経つのをじっと待っていたのだ。その時に、丁度よそで言うところの昇進試験のようなものがあったのだ。彼らは(そのころには複数体制になっていた)、自分が選ばれた存在なので、選ばれて当然という態度だった。だが、結果はというと門前払いだった。メンタルチェックや人物評価で引っかかったらしく、担当役職との面談ではひたすら人格否定と説教だったという。一方私はというと、和やかにその場は切り抜けて彼らが狙っていた地位も頂いたのである。
そのあとは彼らから、「(自分たちよりも下の存在のくせに)優遇されてずるい」とか、「なんで」を連呼された。知らんがな。
どれだけ自画自賛し合っても、はたから見れば意味不明のことを喚き散らしているにすぎないのだ。話にも中身も何もないのだ。そのことに気付かないままで何年もそのまま、これでは取り返しのつかないことになって当然だろう。他人が注意してくれるうちが華とはよく言ったものである。