めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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価値ある物の扱い

価値のある物を求める人たちは世の中にたくさんいる。その中に、価値のある物を欲しがるのだが、手に入れたという事実で見栄や虚栄心を満たして終わりという者がいる。
そのような場合、せっかく良いものを手に入れても、手に入れた後の扱いや管理は杜撰になりがちである。それは、手に入れたという事実だけが目的であり、それ以外のことには意義を見出していないからである。結果として、価値のある物は見るも無残な状態になっていることがよくある。
そこまでひどい扱いを受けている物の中には、社会的に価値の高い大切な物もあるのだが、それに対して意見された時ほどなぜか個人の所有権をことさらに強調して、救援を拒んでいっそう価値のある物にダメージを与える結果となる。
アメリカに戦後接収された日本軍の貴重な飛行機が里帰りして展示された。ところがいいかげんな展示方式で維持管理もいい加減だったので、アメリカから他の飛行機と交換するように要請されたが、それを展示先は拒否した結果、部品盗難が相次いで原形をとどめなくなってしまった。関係者は安易に里帰り展示をさせたことを後悔しているだろう。
価値のある物をいい加減に扱わせない、それは人の生き方でも同様である。自分の一生を安売りしないことだ。
価値のわからない人達に大事な自分の生き方を委ねると、ぞんざいな扱いを受けてその時どきの様々な機会を喪失する事になる。自分の一生にいくばくかの価値があると自認するなら、価値のわからない人達の口出しを徹底して遮断する必要がある。そして、自分の信念を実現する必要がある。