コロちゃんの影響でテレワークが流行している。流石に緊急事態宣言が終わり、下火にはなってきた。普段はあまり売れないであろうwebカメラや中古PCが久々に売れたそうだ。
実際に会えないなどの弊害がテレワークにはある。あまり気にされないが案外大きいであろう弊害は、全般に余裕が無くなることだろう。
大雨や台風だから休みにするとか、電車が遅れたから遅刻を認めるという部分が無くなる。実際は災害時に自宅に影響があったり、通信ほかインフラに影響が出たり、何もない訳ではない。しかし、自宅にいるから大丈夫という謎の理屈でそういった事情が斟酌されなくなる。
以前よりも余裕を欠くようになって、かえって企業はしっかり利益が上がるようになっただろうし、社会人や学生はテレワークに嫌気がさし始めていることだろう。
余裕を欠くのはテレワークする側だけではない。インフラ整備する側からしても、災害時や社会が混乱しているときも出勤して危険な思いをしながら回線を維持しなければならない。小包などを配送する側もしかりで、台風で電車が止まったり、物流が途切れてもそれを許容出来てこそまともな社会である。
