スマートフォンのテキストエディタでGoogle日本語入力の音声入力を試している。これで円滑に入力できたら大したものだが、正直なところ誤変換が多くて実用性は感じない。
小さな声でやっているからというのもあるだろうが、誤変換で見当外れな内容になる。多少の修正で済むなら本格的に日常で使いたくなるが、今のところその気は起きない。若い世代がフリック入力どころか音声入力でスマートフォンを使っているという話はにわかには信じ難い。
音声入力するにはマイクが必要である。本体のマイクの他にイヤホンマイクという方法がある。このイヤホンマイク、ハンズフリー通話の用途がメインのためか、ボタンもセットでイヤホンケーブルの途中でリモコン部分としてついている事が多い。
問題は、リモコン部分が大きくて、使用していると服の襟に絡みついて邪魔である。冬季はコートの厚手の生地の襟に特に引っかかる。耳からとれたり、変なテンションがかかって違和感となったり、とにかく邪魔である。ケーブルが邪魔だからとワイヤレスにしても、Bluetooth接続は電車内など使用者が多いと混線して使えない。
イヤホンマイクのリモコン機能は押しても誤動作して、あまり使い物になってない。マイクも音声入力の実用性がイマイチで使う予定は無い。そうすると、一切引っかかる部位の無い普通のイヤホンが実は一番適しているのではという結論になる。
イヤホンマイクではない普通のイヤホンを使ってみると、確かに襟に引っかかるストレスが無いし、マイクもリモコンも無くて困らないし、通話のときは普通に電話で通話するし、イヤホンマイクなど不要な機能なのだと悟った。