めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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宇高航路は滅びず

岡山と高松を結ぶ、宇高航路と言われるカテゴリの連絡船が2019年内に運行をやめる。本四連絡橋が3ルート整備されたのが最大の衰退の理由という。

ただ、四国の衰退を見るとそうも思えない。地方が衰退している過程を見ているのであって、現実にはフェリーの利用者も橋の利用者も減っているのではないだろうか。

瀬戸大橋はインフラとしては規模が大きすぎるが、その他の道路や新幹線や公共施設においても、日本全体で人口が減少している上に、高齢化率が高すぎて今後20年内に消滅しうる地域に大型インフラを整備して彼らが維持しきれるのかは単純な疑問である。

地方の住民は自分たちの利権を守ることに必死で、産業の変化を読み取ったり、地域の魅力になるものを生み出せず、自分たちの子供は都市部に行かせておいて、地域衰退への対策を他に求めている。

地方が衰退しようが関係無く、インフラは作ったら古びていくので維持管理しなければならない。宇高航路の廃止は実は一時的な話ではないかと思う。今後四国が衰退して需要が減って老朽化した橋を維持出来なくなった時には、また鉄道連絡船ともに復活するだろう。急ぎならジェットフォイルや飛行機がある。連絡船でも効率は悪くない。好景気の時の交通手段は連絡船だった。

橋は我慢して非電化でも新幹線作って四国内を迅速に行き来した方が地域内活性化出来たかもしれない。