PC複数台持ちでアップデートやデータ同期が面倒である。
アップデートが増えると通信量が増え、wifiの速度制限適応になりかねない。もっとも、これに関しては携行用のPCは職場のネットワーク接続でアップデートされるので、アップデートの手間は変わらないが、通信を気にする必要は無くなった。
しかし、データ同期の問題はなかなか解決しない。自宅のPCと携行用のPCでデータをやり取りする手段として、クラウドでも使えばよいのかもしれないが、結局データのアップロードやダウンロードで通信量を削るし、データの機密性ゆえに簡単にネットに置けないし、ネットが無いとアクセス出来ないファイルだと困る局面があるため、クラウドは未だに使ったことがない。
今はUSBメモリでデータをやり取りしている。下手に保存すると情報流出が怖いので、都度消去している。USBメモリの容量は年々大きなものが出ていて、一時的なデータ置き場からさながら一つのストレージとして進化出来そうである。
安価な端末ではクラウド利用が前提で、ストレージ容量の少ないものが多い。ただでさえアップデートで容量を圧迫する環境であり、タブレットはデータを置かず、実際USBメモリをストレージのように使用している。ネット上であるか否かに関わらず、PCとは別の場にデータを置くという使い方を、クラウド無しだが実践している。