いつの間にかスマートフォンが下手なPCよりも高スペックになっていて驚く。windowsタブレットの方がPC的な事には長けているが、スペックは下である。価格も下手なPCより高価だ。
もっとも、今の先端技術への入口は皆スマートフォンだ。VR、キャッシュレス決済、コニュニケーションアプリ、その為の画像処理技術や情報処理は手元のスマートフォンで行われている訳だから、相応の処理力は有している。
スマートフォンにとって今や電話としての通話機能は付属に過ぎない。電話機はカメラではないはずなのにカメラ性能が強調されたり、ディスプレイの解像度が強調されたり、通話を全く考慮しないサイズなど、もはや電話扱いされていない。
そのうち通話に特化して電話機だけ独立したモデルが出るのかもしれない。それは元々の携帯電話であってスマートフォンは電話機じゃないのかというおかしな話になってくるわけだが、元々PCのリモコン的手元端末としてのタブレット、その更に小さい端末的位置付けだったのに、スマートフォンは大きいとスマートウォッチが出来た変遷を見ていると、案外しれっとおかしな路線をねじ込んできても驚かない。
