めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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不当な持ちかけをされたときは

不当な持ちかけをしてくる人物というのがいる。で、まともに相手していると、こちら側が周囲との人間関係を損なったり、悪事に関与してしまったりして、損害どころではないレベルの社会的ペナルティを受ける可能性すら出てくる。それで、対応方法を研究したり情報交換して、接近に備えている。

この種の連中を撃退するときに特に効果的な手法は、許せない持ちかけがあったという事実を公表することである。公表はどのような手段でも構わない。そして、相手の名指しをする必要はない。「ある人物からこんな持ちかけがあった」と、複数人物の目のある場、とりわけ持ちかけた本人が見ており、他の人物も見ていそうな場を選んで公表するのである。痴漢に夜道で後ろをつけられたときに、わざと靴音を大きくして気づいていると警告するようなものだ。名指しが必要ないと書いたのは、大抵、この種の持ちかけは衆人環視に無いところを選んでなされるからだ。だから、持ちかけた証拠がないと居直られてしまい、今度はそれを脅しのネタにする可能性もあるからだ。

10年ほど前にあった北朝鮮に対する六か国協議というのがあっただろう。あの時、北朝鮮は各国との一対一交渉を希望したが、アメリカは六か国協議の場に出るようにという立場を絶対に崩さなかった。一対一交渉になると、北朝鮮は自国に有利なように各国間で比べるととチグハグな内容をそれぞれに個別で提示して、都合のいいように各国を動かして協議を無力化する可能性があったからだろう。

この場合も同じで、複数人数いると必ずおかしいと考える者が出てくるので、応じてもらえない。だから、一対一交渉に持ち込もうとする。軟禁に近いような拘束状態におき、相手を脅すような言動をとり、従わないと帰れないような環境を作ったうえで要求を提示してくる。あるいは、複数人数で取り囲むという手法もある。とにかく、持ちかけの場では相手に考えさせず、脅威を与えないと要求をのんでもらえないことを連中は踏んでいる。だから、持ちかけの場作りのほかに相手をきちんと選ぶ。自己主張が弱そうで、押し付けたら言い返してこず、言いなりになりそうな人物を選ぶ。さらに判断力が弱ければ尚更都合よい。

不当な持ちかけを公表するという行為は、世間の衆人環視の目を盗んでこそこそと立ちまわって利益を得ようとしていたところに、事実の公表という方法で衆人環視の場に持ちかけを置き、なおかつそれに応じないという明確な意思表明と不審点を示すことで嘘を見抜いているという警告になる。また、同様の被害に遭わないための情報提供にもなる。公表する場の影響力は、TwitterにせよFacebookにせよ口コミにせよ、個人だと閲覧数からしてたかが知れていると思う。読者に本当に注意喚起の材料になるかも実は不明だ。だが、実は、複数人数見ていることがわかる場で、とりわけ不当な持ちかけをしてきた人物が閲覧しているなら、本当のPVは不明でも衆人環視という心理効果を演出できるのである。

実際に公表したときは、まず相手の側がかなり動揺したようで、当時開設していたホームページやブログをくまなく偵察しているログが残っていた。そして、それ以後は連中は私を避けるようになった。不思議なことに、似たような傾向の公私混同が激しいとか、他者の不幸や悪口が好きな連中も接近して来なくなった。不幸の連鎖は自分の手で断ち切れるようである。