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Xiaomi Redmi pad SEの8.7インチ版で思い出す8インチタブレット使用時代

Xiaomi Redmi pad SEの8.7インチ版が発売されるということで、既に11インチモデルを持っているし8インチのAndroidタブレット保有しているし、そこで新たにタブレットを購入しても持て余すのだが、それでも興味と期待を抱いている。

元々保有していた8インチタブレットは数年前にスマートフォンを販売しているIOSYSという店で大量入荷し、7000円を切る価格で話題になったEGBOK P803という端末である。フードデリバリーの会社が店舗側で注文を受けるための端末として調達したものの、日本市場から撤退を決めて不要になったという曰く付きである。値段が値段なため、性能は数年前のエントリーモデルのスマートフォンのレベルであり、ユーザーの手にわたってから半年くらいからバッテリーが膨張して使えなくなったとか、充電できなくなって使えなくなったという報告がTwitter(X)では相次いでいる。私の端末は今の時点ではバッテリー膨張は生じていないが、バッテリーの持ちが悪くなったような気がしている。フル充電しているはずなのだが、こころもち6割くらいしか使えていないように思う。そういった経年劣化的なもののほかに、現行アプリに対応できているものの、元々の端末の性能が低いので使っていてストレスを感じることが多く、せめてスマートフォン並みに使える性能で情報を多く表示できるように大きめの画面ということでXiaomi Redmi pad SEを購入している。

EGBOK P803のときにはアプリはスマートフォンで済むものはほとんど使っていなかった。メールも携帯端末用のアカウントで、テキストエディタとOfficeアプリとファイル管理アプリのほかにPDFリーダーは入れていたが、その他はアカウントを何かの拍子に乗っ取られたりすると困るのでスマートフォンの方で処理していた。タブレット単体だと性能がスマートフォン以下なのでほとんどスマートフォンで用事は事足りるし、画面が若干大きくなったとはいえ8インチなので窮屈だった。Bluetoothキーボードを接続すると狭い画面ながらもOfficeアプリが使え、PC用のOSではないタブレットにも案外実用性はあるかもしれないと思うきっかけになった。

Xiaomi Redmi pad SEになってからは使うアプリが増えたかといえば、案外そうでもない。動画サイトは見ないし、FMラジオもほとんど使わないし、使っていない機能が結構ある。大画面で使うメリットのあるOfficeアプリとテキストエディタとファイル管理アプリのほかAdobe readerは入れているが、その他のアプリはスマートフォンの画面サイズ向けのために大きい画面で表示するとかえって間延びした表示になって使いにくいなどのデメリットがあるために一時的に入れてみても結局アンイストールするなど、継続的に使用しているものは少ない。ただ、画面サイズの大きさが活きるAdobe readerなどでPCを起動せずにPDFファイルを閲覧したり、横画面で使うとほぼPCの画面のような感覚になるのでサイト閲覧にも使うようになっている。EGBOK P803のときはイコライザーを使っても今一つの音だったので音楽再生には使っていなかったが、Bluetoothヘッドホンなどと接続してMP3ファイルを聴けるようにスマートフォンと同じ再生アプリを導入したり、wifiを介したセカンドディスプレイ化アプリも導入している。日常での使用は圧倒的にPCのほうが中心なのだが、タブレットの使用頻度は増えている。

タブレットを導入してアプリは何を入れたらいいのかという疑問を持つユーザーも多いと思うが、あれこれインストールしても手元にスマートフォンがあるので実際に使用して生き残るアプリはわずかである。大画面のメリットが活きるものだと使用継続できると思う。OPPOスマートフォンを導入した時もそうだったが、メールやカレンダーやなどのアプリはGoogle製の純粋なAndroid端末で使われるアプリを使うようにしている。端末製造メーカーのカスタムAndroid OSに付属している独自のアプリは使わないようにしている。情報漏洩が怖いというのもあるが、操作が共通なので端末が変わっても違和感なく使用できる。同じアカウントで情報がクラウドで紐づけられて端末を乗り換えても情報が共有されるというメリットがある。

私の場合は8インチサイズのタブレットは何をするにも中途半端なために、スマートフォンやPCといった競合する情報端末に対抗できなかった。また、価格やサイズの関係なのか性能も限定的だった。Android端末のタブレットは正体不明の中国メーカーが中心で、タブレット系はほぼiPad系がシェアを握っている。それは家電量販店でタブレット用のケースやフィルムを探したら実感することである。スマートフォンやPCでもできることを今更タブレットに割り振るだけの強い動機が無い限り、タブレットを導入しても確実に持て余す。何か、タブレットでしたいと強く思うことがあれば、活用の途はあると思う。