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旅行にPCを持って行くと重い

今、これを旅行先で書いている。書くのに使用したのはレッツノートQVである。せっかく持ち運びに耐えるようにタブレットを導入したのだが、11インチのXiaomi Redmi Pad SEにカバーを付けてBluetoothキーボードを一緒に持って行くと重量がレッツノートQVと大差なくなるし、もう少し軽量のタブレットを狙ってEGBOK P803にしてもキーボード込みで750gくらい行くのでレッツノートRZとの重量差が無いということもあって持ち運びにメリットを感じずPCを選択したのだった。

レッツノートRZは10年前の機種なので、既に旧世代どころではないような古い機種であるし、最近のスマートフォンのSoCのほうが余程性能が良いと思うのだが、旧世代のCPUだと動作が鈍くなるスマートフォンOSと違ってWindowsのPCは多少性能が低くても基本的なソフトは稼働するし、性能不足でも多少無理してでも動いて処理してくれる。特に、SSDをドライブに使用している昨今のPCだと処理のもたつきがHDDに比べると緩和されるので、今でも十分使える。それで、そろそろ退役を考える時期なのだけれどもなかなか使用中止できないでいる。

今回は、出先でOfficeファイルを編集するかもしれないと思ってPCを持ってきた。休日だから別に編集する必要は無いし、正直移動中はPCを使わないので重くて嫌になったのだが、ホテルで急に使いたくなって編集して見ると案外進んだので結局役に立った。ここでレッツノートRZだと画面が小さいのはともかく、複数のソフトでファイルを開いて内容を比較しながらの編集には耐えなかっただろうから、直前までレッツノートRZでもよいと考えていたのだがレッツノートQVにした選択は悪くなかった。PCでついでに移動中に撮影した画像を整理してPCのフォルダに保存した。画像の画質が向上してかなりな容量になるし、枚数も多い。ファイルのアプリで複数選択して作成したフォルダに移動する手法もあるのだろうが、じれったいタッチパネルでの選択を用いずに画像を整理できる環境は助かった。

今回扱ったOfficeファイルはWordファイルなので、正直タブレットでも処理できた。ただ、内容の比較のためにウインドウを切り替える操作が頻回だった。これがAndroidアプリだといちいちファイルを開いたり閉じたりする必要があったし、二分割画面という方法もあるのだが、表示が狭くなるので快適性は下がる。Xiaomi Redmi Pad SEのSnapdragon680はスマートフォンでは大したスペックでは無いようなランクのSoCだと思うが、PCだと数年前の下手な機種に比べれば十分すぎるパフォーマンスだと思う。ただ、スマートフォン向けに設計されたOSを使うという根本的な問題からか、タブレットで大画面になっても使い勝手が向上しない原因になっている。

今回の宿泊は日ごとに宿泊先が変わるので、移動や行程では全ての荷物を持ち運ぶ必要があった。背負って歩きまわるとPCの1kg近い重量はかなり重く感じた。レッツノートRZ導入前の合計2kg近いThinkPadの頃に比べると軽いのは分かっているのだが、それでも重い。これが嫌でタブレットを検討したのだが、結局重かった。タブレットのキーボード無し、しかも機能を絞ってXiaomi Redmi Pad SEではなくEGBOK P803に妥協すればはるかに軽くなる。ただ、それは能動的に入力するにはスマートフォン単体持ち運ぶのと大差ない。

それでもレッツノートQVは十分軽量なPCで、重いと感じるのは別の原因ではないかとも思う。例えばモバイルバッテリーである。旅行時は大容量のものを持って行く。スマートフォンはバッテリー容量が増えており日中の充電は不要だが、wifiルーターの給電には必要である。その給電も一日使用して見るとかなり余裕のある残量になっていて、もう少し軽いバッテリーでもよさそうである。衣服や飲料水の重みもある。衣服はかさばるが、そこまで重くない。飲料水はひところは2Lのペットボトルを持ち運んだこともあったが、量として過剰なので最近は1Lくらいのものに留めている。色々、重量の原因を考えて減らすようにしてきたが、そろそろ限界である。