Xiaomi Redmi Pad SE 8.7インチ版の発売の情報が国内でも出た。既に11インチのRedmi Padを使っているので、新たに購入する必要は無いと感じている。過去にそれくらいのサイズのタブレットを持て余した経験から、8.7インチ版を購入するくらいならスマートフォンを更新する方を考慮する。
Xiaomi Redmi pad SEは最近自宅で活躍している。Officeファイルを複数開いて参照しながら文書を作成していくという作業が連日続いているのだが、ラップトップPCの画面では表示できる情報量に限界があるため、普段はHDMIケーブルでディスプレイに接続して文書ファイルを表示できる画面の絶対的面積を増やしている。所属先にはデスクトップPCに使っているディスプレイがある。自宅にもディスプレイ導入を検討したが、机の上に大きい画面を置く場が無いとか、電源確保が難しいなどで導入を見送った。そんな中、Xiaomi Redmi pad SEを購入し、タブレットをセカンドディスプレイ化するアプリを導入して試していたのを思い出して、これを使って自宅でもセカンドディスプレイ体制で作業することにした。
タブレットとの接続はUSBケーブルを介した有線接続モードで行った。接続後に画面の設定でメインのPCに対するセカンドディスプレイの位置や解像度を設定した。表示は小さくなるのだが、解像度は推奨される最大にした方が明瞭に表示される。表示の%を調整すれば、表示される文字が小さすぎる問題は解決するが、画面に表示できる情報量は減るので少し窮屈になる。それでも特に表示の遅延は無く作業に使えた。タブレット側に表示した文書ファイルの情報量が小さくなるか、最大解像度で使うと字が小さくなるなど、タブレットとしては大きめの11インチ画面はディスプレイとしては小さいことで普段の大画面に慣れると多少物足りなさはあるが、画面領域が広がるのは助かった。
タブレットにインストールしているOffice互換アプリでOfficeファイルを扱えたらいちいちPCを起動しなくて済んで手軽だが、画面の拡張性とか複数ファイルを開いて比較しながら編集するといった作業ができないなど持て余す要因になっていたが、拡張性に優れたPCの一部に取り込んでしまうという技で主戦力の一部になりつつある。HDMIでディスプレイに接続しつつ、USBケーブルもつないで3画面体制も可能である。この場合、タブレットはブラウザを表示してメール応答用に使う。これも画面が狭いが使えなくはない。一方で、表示領域が増えることでPCの側の負荷が重くなり、本体が過熱して充電できなくなるトラブルもあったのであまり画面を増やさない方がよさそうである。