めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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ヘッドフォンの耳当てカバー

ヘッドフォンの耳当て部分の合成皮革みたいな部分が経年劣化でボロボロと崩れてしまい使用に耐えないが、音響機器としてはまだ使えるので耳当ての部分に装着するカバーを購入しなければならないと検討していた。Amazonで安価なものを購入するか、不織布の使い捨てのものを購入するかなど迷ったが、結局は家電量販店の店頭でカバーを購入した。

元のヘッドフォンの値段からすると新しいものを買えそうな値段ではあったが、今の機材をそのまま使用できるし、下手に安いものを購入してサイズが合わないとか音が悪いとか、変なにおいがするとか(繊維・ゴム系は酢のようなにおいがするものが結構ある)、そういったリスクを負う気にもなれなかったので店頭購入にした。元のヘッドフォンの耳当ての部分が直径7cmなので、それにあったサイズのものにした。これでサイズが合わなかったらどうしようと思ったが、ちょうど耳当てのパッドを覆いつくすくらいの布サイズで、耳当ての合成皮革の部分をカバーできた。

店頭ではもう少し大きいものにした方がサイズが小さすぎた場合に困らないかもしれないと思ったものの、表示されている耳当ての直径に適合したものを結局購入した。ワンサイズ大きなものにしていたら布地が余っていたろうから、何割かはバクチのような買い方だった。なかなか装着例などが画像検索しても出てこず、装着するまでは不安だった。

今は元のように使えるようになったヘッドフォンで音楽を聴いている。いったんイヤホンで聴くスタイルに退化してからの久々のヘッドフォンである。その力強い音で本来音源が出していた音を残さず耳に入れている感が心地よいものがある。靴下のような伸縮性のあるカバーを耳当てのところにかぶせるようなスタイルなのだが、かぶせることによる音の聞こえにくさはなく、かえって合成皮革よりもやわらかな布地であることから手触りもよい。古いものを無理やり繕って使っているというよりは、アップグレードして使いやすくしたくらいの気になってくる。

イヤホンの音のいまいちさにも飽きが来ていて、やっとまともな音で聴けるという待望感もある。この価格帯のヘッドフォンだとカバーの価格と釣り合わないが、もう少ししっかりした製品で同じように耳当てのカバーを要する場合だと、ヘッドフォンごと買いなおす費用面とか使い慣れた機材を耳当てのために廃棄するという勿体なさに見合うようなものなのだろう。