5年ほど前に購入して、使用2年目で止まるようになって使わなくなり、5年間の延長保証が使えることが分かったので急遽修理に出して戻ってきたSEIKOの機械時計がある。
壊れた際に代役として投入したSEIKO5が値段のわりに案外実用的で、それがあるから同じようなものは二個も三個もいらないだろうし、そこまで使わないだろうと思っていた。ところが修理から戻ってからは、もっぱらこればかり使っている。
手軽に使えるという点ではセイコー5のほうが優れている。ただ、若干安っぽいところはあるし、手巻きできないので常時つけておかないと止まってしまう。その点、メカニカルのほうは手巻きでもゼンマイを巻けるし、ROLEXほどの威圧感は無く、SEIKO5ほどの安っぽさはないが、そこそこ良い質感で様々な場面で使いやすいので使用頻度が増した。
ムーブメントは実際のところ手巻きできるというだけでSEIKO5とさしたる差は無いような安い機種だと思うのだが、ケースやブレスレットが分厚くグランドセイコーほどではないが高級感がある。PC入力しているときはそれが当たって邪魔なので外しているが、基本的に一日中つけている。
旅行に行くときにこれまではROLEXを使うことが多かった。ROLEXは長時間装着していても腕が疲れない。ただ、これからはSEIKOのメカニカルでもよい気がしてきた。