めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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とっくにサヨナラInternet Explorer

Internet Explorerが2022年6月15日にサポート終了で大混乱などというネット記事が出ていた。

すでにOSがメインで表示するブラウザはEdgeが主流となっていて、IEをわざわざ起動することが減っていたし、MS勢のブラウザよりもChromeで複数台PCやスマートフォン同士のブックマークなどの同期をとって使える体制が便利なのでEdgeのほうも大して使ってこなかったので、さして気にも留めないような小さなニュースだった。

ここ10年くらいはChromeを使い、それより前はFirefoxを使っていた。IEは全く使わなかったわけではなく、ChromeFirefoxが案外システムのリソースを消費しまくる一方でそこまで負荷がかからず使えるので、低スペックのCULVノートを持ち歩いていた時代にはあえてIEメインで使用していた。それでも遅かったし、結局持ち運ぶPCがレッツノートRZになってからは普通にChromeを使うようになってIEなど使わなくなった。

IEの無い日常が当たり前になって6年くらい経って、サポート終了のニュースを見てそれまでもWindows標準のブラウザだってEdgeがメインになってずいぶん経過していたわけだし、周知期間としては十分だと思ったのだが、冒頭のネット記事ではそうではないというのである。一部の企業などでは随分前から提供終了の方針だったにもかかわらず、このサポート終了の対応が急だと大騒ぎしているところがあるのだという。

ブラウザのシェアがChromeやEdgeばかりになった昨今でIEを使わないといけない業務がどのようなものか不明であるし、インターネットセキュリティ上、何十年もサーバー上に置いたままで何も変わらないサービスというものも考えにくいし、変える必要が無いほど汎用性が高いならばIE終了で混乱の必要もない。そもそも、その程度のリテラシーの企業はサービスを外注しているのだろうが、作成や維持管理費用は決して安いものではないはずで、業務を請け負っていた企業は最新技術対応への置き換えを提案したり、実行に移すべきだろうに、それをしてこなかったのである。

末端のユーザーですらもOSが表でEdgeしか表示していないので、わざわざIEを起動する方法を知らないという事例すら増えていそうだが、企業や公的機関の手続きをする際の環境でIEが指定されていると、要するにネット経由で手続きをしてほしくないというメッセージなのだと思う。

EdgeはChromeベースなので、Chromeから移行するか迷っている。便利なのはPDF閲覧機能がついていて、それでPDFを開く分にはAdobeのソフトを起動しなくてよいし、マーカーなどの書き込み機能もブラウザに実装されているのでChromeプラグインで開いた際にはできない加筆や注釈入れがブラウザでPDF閲覧しながらできるという点にある。それは便利だが、Googleアカウントに紐づけられた設定が反映されるわけではないので、中途半端にChromeという感じでそれが使いにくい。この辺でIE的な不便さを捨てきれていない。