めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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PCを持っていく旅行

旅行の際の適切な荷物量がどんなものか、なるべく荷物を最小限にして数日間の旅行に出ている。荷物の収納にこれまでは30Lくらいのリュックを使っていたが、このサイズだとカプセルホテルのロッカーに収まらないとか、荷物量を減らすと空間の残余が多くなり、リュックが何よりの荷物になってしまったので、一回り小さい20Lくらいのものを買って使っている。3日くらいならそれで回れる。夏場だと軽装だが、発汗で頻回の着替えやタオル交換をしたいので、上着は着て回る冬服の時と荷物量は変わらない。大体、3日分の荷物だと20Lのリュックは半分くらいが満たされる。ヒゲ剃りや歯ブラシは大体出先にディスポのものがあるので持って行かない。無ければ安いものを買って使い回せばよいが、大体のところでは置いてある。

これにPC携行がオプションとして加わる。基本、PCは無くてもよいのだが、出張名目での遠出や出先でも情報処理をしたいときに持っていく。スマートフォンの予備的意味合いならタブレット、プレゼン程度ならレッツノートRZ、より踏み込んだ用途ならレッツノートQVといった段階的な機材配備を行えるようにしている。今までのところはレッツノートQVを携行したことはなく、RZで済んでいる。レッツノートRZを服を入れた後の20Lリュックに入れて出張で出掛けた際は、2日日程の際は着替えも僅かで、PCも電源コード含めそこまで重くなく持ち運びは苦にならなかった。旅行でRZを携行した3日日程の際は、着替えが増えて重さの割に体積が増して、荷物の詰め込みに余裕が無くなった。新たに出先で物を買ったりするとやっとペットボトルが一本入る程度でそれ以上の物を入れる先がなかった。

先日の旅行では本当は性能面の向上を実感すべくレッツノートQVを携行したかったのだが、20Lリュックに衣服を詰めた後の空き空間がQVのサイズに合わず、リュック全体に入れるにも全く入らない訳ではないが、背中に板を入れるくらいの感覚で配置しないといけないし、それが機材に負荷となりそうで持ち運びを躊躇してしまった。QVを以前11インチのThinkpadを使用していた際にPCを入れていた袋に入れたうえでリュックに収めようとしたのが間違いだったのかもしれないが、RZに比べると収納しにくさを感じた。普段用いているビジネスカバンだと重くなるがすんなり入るので、リュック特有の問題なのだと思う。

QVの持ち出しについては最後まで迷っており、リュックを30Lの物にする選択肢も考えたのだが、結局20LリュックにレッツノートRZの構成で持って行った。RZは出先で滞在中に情報処理の一部をこなしてそこそこ活躍したが、ソフトの設定が悪いのか、イヤホン断線したのか、音楽再生するとスピーカーとイヤホンから同時に音が出る不具合があった。そろそろ持ち出しもやめたほうがよさそうである。

これまでの幾多の外出で、PC携行する際には重量のほか荷物の隙間に入り込める本体サイズ、タブレット単体よりはキーボード付き、そこそこ動く性能があったら大体使えるということがわかってきた。電源アダプタもUSB PDで小型化できるし、10インチのタブレットは早期導入したいところである。スタンド式は膝の上で使えないが、その状態だとタブレット単体の使い方のほうがメインになるだろう。

ところで、この種の旅行時の荷物とPCの兼ね合いの問題をMacユーザーからは聞かないのが不思議である。レッツノートRZですらかさばると時々思うが、彼らの端末はMacBookの最小のものですらそれよりも大きいし、重量だって重い。彼らはミニマリストとか気取りながらも荷姿が大きくなっても転がすカバンや巨大なリュックを使うから、本当に荷物を最小限にして20Lのリュックで数日滞在しつつPCも持っていくなんてことはしないのだろう。

スマートフォンの文字入力

初めてスマートフォンを使うようになった2011年からずっと、入力形式はQWERTY形式である。WindowsタブレットのスクリーンキーボードもQWERTY形式で入力している。フリック入力形式はちょっと使ってみたが、正直使いにくいと感じてQWERTY形式に戻った。

その後、Android端末を何台か乗り換えたが、結局フリック入力形式は使うことなくQWERTY形式のままである。フリック入力形式をとらなくても、QWERTY形式でも入力途中で変換候補が出てそれを確定させれば入力が速くなるとか、PCやタブレット端末と使い方が同じで統一した使い方ができるとか理由はあるが、何よりフリック入力形式はタッチ感度次第で使えなかったり面倒なので使わないし、入力効率の悪かった従来型携帯電話のメール時代を思い出して戻りたくないという理由である。

従来型携帯電話の入力では一つの数字キーでいくつかのカナとかアルファベットが割り当てられていて連打してその文字を出す形式だったが、入力を逃すと一巡して同じ文字が出てくるまでボタンを連打しなければならないし、そこから漢字に変換しようとするとIMEの語彙不足で満足な変換ができないとか、英数の切り替えが面倒などの問題があった。あの時代には戻りたくないし、効率悪い入力形式で苛立ったことを何度も思い出すのでテンキー形式は使いたくない。

ちなみに、このブログの原点であるHTML形式の簡素なサイトは本文部分の文章と改行タグはメール機能を使って入力し、PCでコピーペーストしてHTMLファイルにしていた。いちいちPCを起動できない場が多かったのでそういった対応をしていた。メールは基本的に携帯に送られたものは対応しないことにして不毛な入力を避けるようにしていた。かなりの時間てこずって入力しても大した量が書けておらず、字数制限もあって使っていてみじめだった。

もちろん、今のタッチパネルのスクリーンキーボード入力ではタイプミスが多いし、最近のAndroidスマートフォンのGboardでは入力効率を落として妨害する目的なのか、入力していると突如日本語のローマ字入力からアルファベットの入力になり文字入力し直す必要があったり、すんなり入力できているわけではない。ただ、PCで手軽に入力できる環境とか、それに近い環境で入力できる小型端末というのは、デジタル機材の充実でやっと使えるようになった一つの到達点的な環境であり、そこから以前の時代に戻る気は無い。

指紋認証や顔認証を今更使う生活

Oppo reno 5aを持って先日旅行に行き、これまでの旅行で持ち歩いていたバッテリー温存対策の予備機が不要であることを実感した。reno5aのバッテリー容量はかなり余裕があって、早朝から夜まで写真やらGPSと連動した地図やら使用しても十分残があり、途中で使用を止めてモバイルバッテリーで充電する必要すら無かった。

予備機が必要な状況があるとすれば、端末に不具合があって全く使えなくなる場合くらいである。Xperiaではカメラを使用しているときに何かの拍子(多分、非常に照度が高い照り返しや特定のテクスチャがカメラに映り込む状態)で長時間フリーズして使えなくなることがあったが、それ以後のGalaxyや現在のReno5aではそういったことはない。

もっとも、Reno5aは再起動をかけた後でしばらくすると再度勝手に再起動するので何か問題は抱えていそうである。新しい端末になって、画面ロックでこれまでノーガードだったのがパスワード入力を設定するようになった。顔認証や指紋認証Oppo reno 5aには搭載されているので、いちいち入力するよりも他の認証形式ですんなり入れるのであればロックしたほうが良いという判断である。Galaxyにも指紋認証はあったが、信頼性が低いようなので使用していなかった。少しずつ先端の技術を当たり前の手段として日常で使用するようになっていることを感じる。

音楽の再生アプリに関しては、相変わらずサードパーティー製のものを使用し続けている。イコライザーなども設定していて、いよいよそのアプリを使い続ける意思表示みたいなものである。以前からそうだが、あちこちのフォルダを飛ばし飛ばしして曲を探すことがある。プレイリストを作れば便利なのかもしれないが、それが他の端末で使えるかなどの問題があって、手を付けていない。テキストエディタで簡単にできるようなので、さっさと整備しようと思う。あっという間にOppo reno 5aのある日常が当たり前になっている。

スマートフォン予備機の取り扱い

スマートフォンを新しい機種に置き換えて、これまで使用してきたGalaxyはwifi機として充電とアプリのアップデートだけしている。正直、部屋の中で放置して使っていない。

外出時にバッテリー温存目的で予備機として使う用途も考えていたが、インストールしているアプリのセキュリティ面で不安があった。GoogleアカウントやFacebookなど複数のサービスにそれ1つでログインしてアクセスできるアカウントを用いていて、予備機として使うアプリやスマートフォンを利用する際のGoogleアカウントをどうするかについて決まっていないままで持ち運んで紛失したら大ごとであるから持ち出せないでいる。

それ以前のスマートフォンや現在使用しているwindowsタブレットでは、携帯端末用アカウントを作成して、それでログインしている。スマートフォンはパスワード入力が煩瑣なのでそのままホーム画面に行くようにしているため、セキュリティ対策である。ただ、Galaxyに関しては使用時にパスコードでロックをかければ日常使用しているアカウントをサブ機でも使えるし、windowsタブレットはすでにパスコード入力でログインする形式になっているのでわざわざサブアカウント運用をする必要性は薄い。

Galaxyは廉価版の普及機ながら、指紋認証や顔認証を搭載していた。正直どこまで信用できるか怪しいところがあったので抵抗があって使用していなかった。今のOppo reno 5aでそれらの認証機能を使うようになって便利さを感じ、Galaxyでも使ってみることにしたわけである。

スマートフォンのほうは基本はパスコード入力でホーム画面にログインするように設定し、タブレットのほうは日常使用しているアカウントでログインするようにして、外出時にメール対応などが必要になった時にそのままタブレットを起動して返信やファイル処理をしたり、スマートフォンのほうでもサブ機でアプリを開いてチェックインなどどうしてもスマートフォンが無いとできないようなことを処理できるようにしようと思う。

放置状態のThinkpad

windowsタブレットのサポート期間が終了まで1年を切っているとか、そのポジションのPCとして10インチのタブレットはどうかなんて話を書いている一方で、ほぼ放置状態のWindows7の古いThinkpadがある。

11インチの小型で、CPUは当時安価に売られていたネットブックと同程度のシングルコアCPU搭載という機種である。Windows10が2015年に登場した時はアップグレード案内が表示されていたが、OSを切り替えて使えなくなるソフトが出てくることに対応するためにOSを変更せず、そのままで使用していた。結局、windows10のPCで大抵のソフトは使えたし、代わりのソフトを使うようになってWindows7を使い続ける必要がなくなった。

このThinkpadと同時にCore i3の14インチのThinkpadも使っていて、性能がある程度あり小型なPCを使いたいという要求から、レッツノートRZ4を導入した。実際、RZ4はCore i3のPCと同程度の動作だったし、重量も11インチのThinkpadよりも軽量だったのでThinkpadを持ち運ばなくなった。購入して1か月ほどして、4日ほど関西方面に旅行に出た時にレッツノートRZを写真整理やネット利用目的で初めて持ち出した。バッテリーの残量を気にしなくても十分な時間使えたし、荷物の負担も小さかった。

もともと11インチのThinkpadは自宅では使う機会が少なく、せいぜい時々起動してアップデートするくらいだったが、Windows7のアップデートそれ自体でもHDD運用という環境もあるのだろうが、ものすごい時間がかかるうえにエラーになって処理しきれないこともあって、使っていてみじめだった。結局、Thinkpadは14インチのほうはキーボードが反応しなくなって使用放棄、11インチのほうは放置状態になった。

今ではレッツノートRZ4がQVの導入でサブ機に降格しており、サブ機としてすらThinkpadを使う機会がなくなった。最近、Chrome OS flexで適用機種の一覧を見ていたら、そのThinkpadの型番が記載されていた。多少使えなくなる機能はあるかもしれないが動作可能だというのである。ただ、スマートフォンのOSはSSDが当たり前の環境でかなりのマシンパワーとメモリ消費でもって動いているので、シングルコアCPUの古いPCがOSを快適に動作させられるとは到底思えなかったので、結局導入しなかった。

今でもオフライン使用前提で時々電源は入れている。ただ、ソフトを起動してみて画面解像度が低くて粗っぽい表示だったり、基本的な動作が遅かったりして起動した段階で使う気が失せてしまう。嫌いではない。英語キーボードで、キーの打鍵感が良い。ただ、IMEの学習がこれまで使用してきたものと歩調が違うわけで使いにくいし、テキストエディタなりOfficeファイルなりを編集してからの転送がオフラインなので、そのへんが扱いにくい。今後も使われることなく永い眠りにつくのだろう。

windowsタブレットのサポート期間終了が近い件

windowsタブレットで10インチの製品を検討してみたものの、既存のWindows8.1の8インチタブレットがあったり、レッツノートRZがあるので競合することから導入を見送るなんてことを書いて、そういえばOSのサポート期間はどんなものかと調べてみたら、Windows8.1は2023年1月10日にサポート終了で、Windows10も2025年10月にサポート終了とMSのサイトに書かれていた。

登場から大体10年の期間がそれくらいだから妥当な期間なのかもしれないが、windowsタブレットはアウトレット的に5年ほど前に購入して小型という特性から経年による性能の陳腐化による見劣りよりも携帯性が上回っており、いまだに頻回に持ち運んでいる。それが使える期間が1年切っているという事実を突きつけられてしまった。引き続きChromeなどで本アカウントでログインして主力機の一つとして使っていこうと思ったら、使用期限を宣告されてしまった。ノーガードで使う気はないから、サポート期間が終わったら使用放棄である。

windowsタブレットに刺しているSDは容量16GBである。これは端末の購入当時はそれくらいの容量の物が1000円前後で入手しやすかったのと、SDを使用していると破壊されて書き込みができなくなるなどの不具合があったために大容量の物だと高価なものを破壊するリスクがあり、安価なものを乗り継ぐ道を選んだという事情がある。先日秋葉原あきばおーに行ったら64GBのmicroSDが1000円切って入手できたので、それくらい時代の流れから取り残されて現状維持で使い続けてきたということである。SDは何個か予備で買っていたが、先日さっそく破壊が生じて今は蓄えのラストのSDで運用している。

windowsタブレットに入れているSDがだめになったら、10年以上前に通常型携帯電話に使っていた容量1GBのSDがまだあるのでそれを使う。PDFを格納するなら十分余裕がある。先日購入した64GBのSDはwindowsタブレットに入れる気はない。破壊されてもいやなので、スマートフォンのメイン機の用途を終えたGalaxyに音楽プレーヤー用途で入れた。同じファイル内容でタブレットに刺しても音楽プレーヤーとして使えるが、スマートフォンのオーディオ機能に慣れた今ではタブレットで音楽を聴くことがない。PCでできることはスマートフォンでも可能だが、画面の大きさに関してはスマートフォンの画面が必要な時に大きくなることだけは絶対にないので、まさにPDFのように文字を目で追いたいときには画面が大きめだが携帯性に優れた端末が欲しいのである。

出先でPDFを閲覧したいという用途のことを考えると、さすがにレッツノートRZは手軽さに欠ける。画面を開き切ればタブレットモードで使用できるが、キーボードが気になるし現在の8インチタブレットの2倍の重量である。それを言ったらさして重量は変わらないのだろうが、Windowsの10インチタブレット導入はPC的に使いたいという要求とタブレット用途に特化して使いたいという要求を満たせるのでさっさと購入すべきかもしれない。

ただ、10インチタブレットを購入すれば画面サイズも少し大きくなるが、重量も増す。ネット接続しなければよいわけだからオフラインでPDFビューアー目的だけの用途でWindowsを起動するタブレットという位置付けで壊れるまで使うというのも方法である。また、中華タブレットでは安価なandroidタブレットが8インチの物なども現役で売られている。スマートフォン並みの動作は難しい性能ではあるが、最低限の用途には使える。そういったものを購入して、PDF見るときくらいしか使えないタブレットとして今のwindowsタブレット以上に持て余しながらも携帯性は発揮する道もある。

10インチwindowsタブレットPCに着目

日常で気軽に使用できるPCが欲しいという欲望が時折強まる。漠然としたカテゴリだが具体的に要件を定義していくと、小型軽量で携帯性に優れていること、ネット閲覧やそれによるブログ更新・メール応答などができること、メールに添付されているofficeファイルを開いて更新する程度のことができること、テキストエディタやPDF閲覧、動画視聴ができること、USB接続で写真整理や画像処理や簡易的な動画編集ができることなどである。

そのポジションには既にレッツノートRZとかレッツノートQVがいる。レッツノートQVはメモリもCPUも十分な性能なので、PCでできることはたいてい可能である。それからwindowsタブレットがある。メモリ2GBとかAtomプロセッサだが、案外ブラウザでメール対応したりブログ更新したり、エディタ使ったりと日常の使用には耐えるし、PDF見るにはちょうど良いサイズと重量である。十分な環境は既にあるはずなのに、定期的にタブレットなどの情報端末が欲しくなる。Windowsタブレットだと性能面で窮屈だったりするので、PCの最低限の機能を絞り切ってスマートフォンOSで十分だと想定してandroidタブレットなどを検討するのである。結局、使用頻度が低いことがわかっているので毎回購入までは至っていない。

持ち運びというのが問題になるのは旅行や出張である。出張の時はプレゼンが必要だったのでレッツノートRZにした。旅行でPCが必要な時は選択に迷うのだが、キーボードを使って通常業務に近いことを出先でもする必要がある場合はレッツノートRZにしている。windowsタブレットにキーボード付きカバーやUSBハブをつけていったこともあるが、キーボードが小さくてタイピングしづらいし、タブレットそれ自体の性能も微妙で使い物にならなかった。旅行の時もレッツノートRZを持っていけばよいのだろうが、そろそろRZは購入から7年経過する。いつ寿命になってもおかしくない。それはwindowsタブレットも同様で、簡素な作りだが4年近く使用しているうえに、あと数年でWindows8.1のサポートが終了するため、それ以降は表立って使用しづらくなる。

レッツノートRZ以下ほど改まった用途では使わないが、スマートフォンでは画面が狭くて物足りない部分に対応できる端末として、windowsタブレットの新しいものがあると助かるのだが、これまで何台か使ってきた8インチサイズのものは大型アップデートのたびに重くなるOSのわりにCPUやメモリが貧弱で使い物にならないうえに、最近は新製品投入が全く無くて数年前の製品をプレミア価格で買う必要がある。

一方で、画面サイズの要件を緩和していくと、windowsタブレットは絶滅というわけではなく10インチ以上のサイズの物があって、現在はそちらがメインの製品になりつつある。10インチから11インチくらいのサイズの、いわゆるSurfaceのクローンのような製品である。スタンドがついたタブレットと、Bluetoothとは違って磁気などで脱着するカバーのような専用のキーボードが付属しているつくりで、タブレット単体や膝の上で使用するには適していないもののテーブル上などでSurfaceのように使うことができる。価格は8インチのwindowsタブレットに比べれば高価ではあるが、本家Surfaceの半分以下である。

そういったSurface的な端末は、今のPCから見るとCPUがCeleronだったりメモリが4GBだったりとスペックは値段相応の貧弱さなのだが、現在のレッツノートRZと同程度のスペックであるし、サイズ感も似ているのでどの程度実用に耐えるか想定がつく。そうすると、そこまで悪く言うレベルのものではなさそうである。膝の上で使いにくい問題はあるが、実際のところそこまで台のない環境でPCを使用することがないし、あってもタブレット単体で事足りることが多く、スタンド形式はそこまで悪くないように思える。

今のところは8インチwindowsタブレットレッツノートRZも使える。そこで10インチタブレットPCを購入しても重量もサイズもレッツノートRZとほぼ同じであるし、タブレットとしてはwindowsタブレットと競合してしまうから、今のところ急いで購入する必要はない。ただ、いずれやってくる機材の耐用期間後に、このポジションの簡単に持ち運べて日用品のように気軽に起動できるようなPCが必要になった時には本家Surfaceほど改まったスペックでなくてもいいので廉価なスタンドタイプのタブレットPCは検討に値する。

タブレットを使う場面が少ない

先日、宿泊を伴う外出時に携行する情報端末を何にするか悩んだ末にWindowsタブレットを持って行った。レッツノートQVとレッツノートRZも候補にしていたが、そこまで長期の日程でなく、業務でもなく、ひたすら日中移動したらPCを使う余裕もないだろうと消極的にタブレットを選定した。

正直、日程上使うほどの時間的体力的余裕があるとも思えず、持っていかなくても良かったと思ったほどである。それでもスマートフォン単体でトラブルがあった際に備えて持って行った。タブレット単体で夜行バスで出かけた際にはキーボードが無くて入力しづらかったので、今回はキーボード付きカバーを付けていった。広げるとラップトップっぽくなるが、所詮はタブレットであり、カバーも柔らかい素材で何とも安定性に欠く。

結局持って行って使う機会はなかった。バス移動中に夜間眠れず、日中もひたすら歩いて写真撮影した日程で、疲れてホテルに到着してから食事などを済ませていると、そのあとでPCを使う余裕がなく、さっさと就寝したい気でいっぱいだった。一応ホテルのwifiにはつないでみたが、タブレットでできることは手元のスマートフォンでもできるので、机に座ってタブレットを使う気にはなれなかった。

ルータースマートフォンのほか、モバイルバッテリーの充電を仕掛けてそのまま寝てしまい、タブレットを使い込むことはなかった。帰路の新幹線の座席で使えばよかったかもしれないが、そこでも結局使う気にはなれなかった。ひたすら音楽聞いて風景眺めて終わった。

PDFファイルを結構抱えていて、それを出先で見るためにタブレットが欲しいという衝動がときおり強くなる一方で、タブレットを買っても使う機会がないことがわかっているし、その実情を裏付けるかのようにandroid系ではタブレットがほとんど売られていない現実がある。