めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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LINE全然使ってないや

2020年4月以降LINEを全く使っていない。否、少しは使ったがそれ以降使っていない。

今の主なやりとりはメールが主になっている。もっとも、その方がPCでもスマートフォンでも使いやすいので助かる。特に日中PCの前にいることが多いとなおさらそうである。そして添付ファイルを贈られても開く端末が十分な対応ができないとなると、なおさらPCのほうが良い。

そもそも、スマートフォンをしょっちゅういじっている中毒者ではないので、そこまでしてLINEを常時既読にしたり返事するような暇がない。さらには、交友関係が少し変わってLINEを始終使うような人たちと関わらなくなった。LINEの使い方が今ひとつわからず、使い込んでいく気もないというのも使用頻度が減った理由である。

以前だったらスマートフォンのホーム画面の一番使う部分に配置するLINEのアイコンだが、今は末席に追いやっている。それでも起動しないのだからいかに使わなくなったかの証左だろう。このままスマートフォンからLINEを消してしまっても困らないのではとも感じている。

そのスマートフォンも買い替えて、過去のトーク履歴が消えてしまった。今、新しいスマートフォンには連絡先だけ引き継いだLINEの廃墟が残っている。時々LINEを起動して、今後これをどうするか毎回考えている。

windowsクリーンインストール後1週間の挙動

windowsの起動が異様に遅い状態に業を煮やして、というか買って2年でこれでは今後の使用に支障をきたすので、クリーンインストールすることにした。

windowsの設定からアップデートとリカバリーの項目から、自ファイルから何から消去するリセットを選択して、1TB容量のhddだからというのもあるのだろうが一日がかりで行った。

クリーンインストールの時点で最新の20H2アップデート適用されていたが、更にアップデートやPCで本来工場出荷時にインストールされているはずのドライバーの一部がインストールされていなかったことから、メーカーHPよりダウンロードして導入、officeなどのめぼしいソフトをインストール、その後膨大なhddのバックアップファイルを移行する作業が続いた。

とにかく点数も容量も多くて時間かかった。しかも、その作業の間も業務が進んで新たなファイルが積み重なるのでずっとPCにhddを接続して移行作業することもできず、hdd使用するときは移行中断する必要があった。とりあえず、先週段階までのデータ移行は終わり、順次新しいファイルも移している。ほぼ使える状態に戻った。

クリーンインストール後の起動は早い気がしたが、やはり一通り落ち着いて起動を見てみると明らかにクリーンインストール作業後の方が起動が早い。一週間時間を取った代わりに、慢性的な起動の遅さを引きずらずに済んだのだった。

既に新しい環境で使える状態が整っているのだが、インストール中に使用していたRZ4の小さい画面や取り回しの良さで、どうにも大きいPCを使う気になれず、まだRZ4を自宅と所属先で持ち運んで往復している。画像処理などでどう考えてもRZ4は劣勢なのだが、それでも使っていて安心感を感じる。

RZ4を買い替えてQVにすると、重さが1kgで電源ケーブルも大きなものになる。持ち運びも負担になる。自宅PCの性能が今ひとつの状態を今後も我慢するならRZの後継だが、ゲーミングノートの動作を知ってしまうとRZを使い続けることに躊躇してしまう。

新型コロナウイルスが人工物だという主張に思うこと

COVID-19、いわゆる新型コロナウイルスが中国武漢のウイルス研究所から流出した人工物であるという主張をし、中国政府から命を狙われているとアメリカに渡り(亡命かどうかは不明)、アメリカ政府の保護下に置かれていると主張している香港出身の中国人の自称ウイルス研究者の女性・Li Meng Yanなる人物がいる。その人物が新型コロナウイルスが人工物とする主張の論文を発表したと一部メディアが報じている。

まともな医学研究者や科学者は内容が荒唐無稽であるとして相手にしていない。ところが、新型コロナウイルスを政治活動の手段に使いたい勢力がこの人物の主張に飛びついている。大抵が自称の肩書を有り難がって拝むような知的水準が低い連中であるが、反中国の活動のためにSNSで情報を拡散したり、しまいには査読すら通っていないLi Meng Yanの論文を印刷したものをあちこちの機関に郵送しているようだ。

こういった話に飛びつく前に、Li Meng Yanの主張を支持している人たちは、この人物についての一次情報をどれだけ調べているだろうか。ウイルス研究者、命を狙われている、アメリカ政府に保護されている、すべて自称である。よくオカルト超能力番組に自称FBIの超能力捜査をしているという人物が出てくることがあったが、当のFBIが関与を否定しているという笑えないオチがあった。報じられている内容をうのみにする前に、自分でも調べた方が良いのである。

Li Meng Yanなる人物の論文を学術論文を検索できるGoogle scholarで調べてみると、筆頭著者としての原著論文の数が少ないことに気づく。しかも所属先は武漢ではなく香港であり、なぜ香港で武漢のウイルス研究所の内情を知ったことのように語れるのかという疑問が出てくる。

学術業績の面では、2018年までの数年間で論文数本書いた後は今回のCOVID-19の報告の共著者として登場するまで2年間の実績がはっきりしない。しかも、過去の論文もウイルスそのものというよりはウイルスによる身体反応を扱ったようなものであり、ウイルスそのものについての研究者とは言いがたい。研究歴がその程度で分野もずれているのに、武漢肺炎の原因である新型コロナウイルスが中国の武漢ウイルス研究所から拡散した人工物だと言うに足る学識があるとは考え難い。ちょうど、おなじ電気つながりだからといってジャパネットたかたの販売員が超電導のことは詳しく知らないようなものである。

そもそも、人工物だと言えるならば頭の中で妄想している合成手法ではなく、きちんと再現実験で実現しうることを示すべきである。実際に現物を人工的に合成して実験手順として成立すると実証すべきだろう。既にウイルスの遺伝子配列は判明しており、その構造をどのウイルスの遺伝子からパッチワークしたのか。導入はどのプロモーターやエンハンサーなら上手く行くのか。そして、何故数多くのウイルスの中からそのウイルスを選び、その遺伝子を導入しようと考えたのか、それによる毒性の検討はどうであったのか、人工で製造して何に使う目的だったのか、拡散の速度はどの程度と見積もっていたのか、撒いた側が感染しないための方策は何か、そういった疑問が次々出てきても人工物だと言うだけで肝心の情報が見えてこない。

また、身柄をアメリカ政府に保護されていると言う割にはスタンドプレーであちこちに登場して勝手に話し過ぎである。身柄を保護しようにも勝手に危険なところへ出て行って、ヘイトを集めるような発言を次々勝手にしている。セキュリティを自ら無効にしているように思える。アメリカ政府が本当に保護しているのであれば、保護している者の方針に従って、保護を妨害しない形で行動すべきだろうし、本当に護衛のプロがついているのであればそうさせるだろう。コロナウイルスの起源についてはアメリカ政府も調査しているのに、足並みを乱しているようにも見える。

Li Meng Yanの主張はまともな科学者からは相手にされていないが、ゴシップ誌のような三流メディアや一部の政治活動勢力は躍起になって情報拡散しようとしている。そして、この情報を使って中国たたきをしようとしている動きが見える。

うがった見方をすると、中国から世界にウイルス感染症が拡散したことに便乗して、反中国の勢力が中国たたきをする目的で中国の陰謀でウイルス感染が拡大したという主張をするキャラクターを用意したのかもしれない。そのために研究所にいた末端の構成員を動員して、陰謀に加担させられて口封じされるので逃亡して告発をするという名目で反中国のメッセージを世界に拡散させたのではないか、ということである。

たとえば、法輪功は過去にも大使館員に構成員を忍び込ませて赴任先で亡命させ、中国政府の法輪功に対する弾圧を告発する主張をさせて大紀元時報で報じて、メディアで反中国の主張が扱われているという体裁をとる手法をとってきた。この人物の背景がそういった事情を抱えているのであれば、嘘をついてでも中国批判のためにウイルスが人工物だという主張に持っていくだろう。世論はバカだから、論文は査読をされて内容に疑義があれば受け付けられないというシステムは知らないから、でたらめな内容でも論文を発表したと報じたもの勝ちである。発表先のジャーナルも、いわゆる自説に権威をつけるためや掲載料をもらうために作られたそれっぽい学術誌のような体裁の冊子を自分たちの組織で作ってしまえばよいのである。報じているメディアも然りで大紀元時報のような組織の機関紙が報じて、それを報じるネタの無いようなゴシップメディアが又聞きで報じているだけであれば、報道の信憑性は一気に落ちる。

もちろん、そういった組織の使命を帯びているのではなく精神疾患で虚言を弄する、単なる目立ちたいだけの妄想癖の人物かもしれない。iPS守口氏の中国版である。散々パクリ大国だとかコピー天国だと揶揄して、コロナウイルスは人工物だと主張する研究者は本物だというのだろうか。これだって中国名物の偽物かもしれないのである。

軽くLi Meng Yanの主張が荒唐無稽であると考える理由を述べてみた。きちんとしたメディアや科学者が相手にしない理由はここにある。別に、中国の圧力があったとか、医学界の陰謀とか、そういったものではないのである。科学的にあり得ない、それだけである。

そして、由来が中国の武漢のウイルス研究所だろうが何だろうが、現に世界中でウイルスは拡散して流行している。本来であれば、その拡大を防止したり、感染を予防したり、治療して重篤化や死亡を防いだりすることに今の時間や研究所の人員や研究予算は割かれるべきである。

ところが、こういった屑のような論文が出てくると、反論のために科学的に間違いを立証する必要が出てくる。そのために、元からあれこれ感染症があって制圧できていない中で更にCOVID-19の問題が出てきているのに、研究人員や費用が検証に割かれることになるのである。

これではCOVID-19の対策のゴールポストを遠ざからせることになる。

全員PCRの主張をしていた連中のように、このコロナウイルスが人工物であるという主張に飛びついた者がそれを根拠に声高にあれこれと要求をすることで、科学的に合理性のある対策を妨げることになりかねない。ワイドショーなどで大々的に出ている自称専門家などよりも、メディアに目立つようには出てこないが政府の感染対策政策を仕切ってきた専門家のほうが余程効果を生んだのと同じように、目立つだけで本来必要なものの足を引っ張る意味のないものとしてLi Meng Yanの論文が使われていることに注意する必要がある。

モバイルバッテリーの利用が減った

スマートフォンのバッテリーもちが良くなったからか、出かけるときにいちいちモバイルバッテリーを持たなくなった。

夏にスマートフォンを機種変更して、電池容量が若干増えている。処理力も上がっているので、電池の減り具合は以前と変わらないように思うが、それでも以前ほどは減らなくなった。同時に持ち歩いているwifiルーターはずっと同じもので、そちらの方の減り具合は相変わらずだからスマートフォンのバッテリーのスタミナは良くなっている。

また、モバイルバッテリーを使わなくなった理由としては近場の外出が増えたこともあるだろう。帰ればすぐに充電できるという環境なので、多少wifiルーターが電池切れやバッテリー残が僅少になってもスマートフォンのほうは使えるので気にならない。コロナ関係で外泊も減っている。出先で一晩過ごして充電に困る状況が減っているのは事実である。

そして、もう一つが端末携帯の変化である。windowsタブレットをあまり持ち歩かなくなった。持ってはいくのだが起動しないということも多い。windowsタブレットのバッテリー消費はPC用のCPUのため省電力CPUとはいえ激しく、数時間しか使えない。その間のつなぎのためにモバイルバッテリーをつないで給電していたのだが、最近はスマートフォンのアプリで代替が利く用途が増えたため、出先でタブレットに給電する必要がなくなった。

以前は外出前にはモバイルバッテリーにきちんと充電をしておき、外出時に充電がきちんとされているものを選んで荷物に加えていたが、最近はそんなこと気にせずモバイルバッテリーすら持たずに外出している。wifiルーターはパケット利用を抑えるために使っているが、外出時はスマートフォンの画面に首ったけということはまずないので、さして使わないと目論んでルーターすら持ち運ばないのも一つの方法ではないかと思う。

ノマドワーカーとテレワーク体制の違い

ひところノマドワーカーなるライフスタイルがもてはやされたが、めっきり聞かなくなった。否、検索すると出ては来るのだが、胡散臭い連中が多い。どちらかというと、いわゆるオンラインサロンとか情報商材界隈の連中が自己肯定感の低い学歴もスキルも無いような層にお金儲けできそうな雰囲気を演出して搾取するために用いる立場として出てくることのほうが多くなっている。

ノマドワーカーが衰退した原因として、その分野の第一人者が立場を得てオフィスで勤務するようになってノマドワークをしなくなったということが指摘されている。ただ、本当のところはノマドワーカーの形態でできる仕事は限られていて主たる収入源とするには心細い、要するにノマドワーカーは「お金にならない」から撤退した者が多いのが真相ではなかろうか。

Uber Eatsの自転車はちょっとした都市部ならそのへんでよく見かけるが、それは逆に市場が飽和しているということでもある。それで配達ではお金にならないと踏んだのか、「配達員を支援するサービスを始めた」と称する者が出始めている。それと同じように、ノマドワーカー界隈には胡散臭いお金儲け紹介を除くと、どこでwifiが使えるという情報やノマドワーカーの持ち物を紹介するサイトがやたら目に付く。一方で、どんな仕事をしているという話はあまり出てこない。あることはあるのだが、大体は所属先があってオフィスに必ずしも出勤する必要がないので自宅なり外なりで仕事をしている者である。所属先の無い者の仕事内容や収入は謎というか闇が広がっている。

彼らはノマドワーカーと称した実質無職であり、PCをカフェで広げて時間つぶしして仕事したふりをしている者が多かったのではなかろうか。wifiが使える場所以前に、守秘義務が多かれ少なかれ業務には伴うのに、それを無料wifiでやり取りする行為がどうかしている。人に見えるところで画面を広げる行為を個人情報を扱う業務ですべきではない。何の仕事をしているのか、本当に謎である。そして、守秘義務が伴わないような業務の収入はたかが知れている。

これでは所属先もなく、大した業務も降りてこない末端のノマドワーカーなど退場して当然なのである。更にコロナウイルス感染の影響で飲食店の自主休業があったり、経営状態の悪化によって客単価の低下から長時間の居座りに厳しい目が向けられている。そこに追い打ちをかけるように、リモートワークが普通の企業でも導入されるようになって、ノマドワーカーは本物のリモートワークと比べて見劣りすることが露見してしまった。リモートワークの人たちは企業から一定の収入が保証されているし、仕事するに値するだけのスキルを備えている。そして、情報保全のための対策もしっかりしていて、そのなかで重要な案件をリモートでこなしている。

飲食店でPCを広げて仕事ごっこしている連中と比べると、リモートワークの会社員はどうみてもノマドワーカーとして「本物」である。だから、ノマドワーカーの持ち物でiPhoneだのイヤホンだのくだらない物品ばかり紹介されている一方で、リモートワークの人たちは長時間座っても疲れない椅子とか、仕事するうえで必要なものをきちんと見つけていた。

悪貨は良貨を駆逐するというが、ノマドワーカーの世界では本物が偽物を駆逐したのである。

10年くらい前、ノマドワーカーの出始めの頃に見たブログがあった。地方在住の自称ノマドワーカーで、車でどこかの公園に行きPCで作業していたら不良に絡まれたという内容だった。作業風景の写真があったのだが、その当時でもワイド画面のものが増えている中で4:3画面のかなり古いラップトップPCで到底公園で使うにはバッテリーが持ちそうにない機材だった。当然だが、業務内容や収入は謎で、何をノマドワークしていたか分からなかった。地方在住、古いPC、収入の謎、全体から無職がノマドを名乗っているようにしか見えず、しょぼさというか悲壮感が漂っていた。今、そのブログは検索しても出ない。ノマドワーカーは廃業したのかもしれない。

windows10クリーンインストール後の起動速度

windows10の起動が遅い問題でクリーンインストールしたわけだが、起動は若干速くなった。体感でこれまで4分くらいかかっていたのが2分になった感じである。HDDだからというのもあるのだろうが、SSDのPCほどにはすぐ起動しないが以前のように入口のところで延々ともたつくことはなくなった。

今回、クリーンインストールで一番懸念していたのがソフトの再インストールである。特に、オンライン認証と紐づいているOffice2019がきちんと再インストールで認証してくれるかが心配だったが、ブラウザでMSのサイトにログインしてインストール用のツールをDLしてインストールし、すんなり起動した。zoomやMicrosoft teamsなどのログインが必要なソフトでまだログインしていないので、すぐ使用復帰とはいかないところがあるが、あとは頻回に使うドキュメントや画像などのファイルをバックアップから移行するくらいで元のように復帰できそうである。

今回、windows10の20H2バージョンをクリーンインストールして気づいたのは、使えなくなっているソフトが出ていることだ。これはこれまでのアップデートでも分かってはいたのだが、新規インストールを受け付けないものが出ている。一部古いソフトはインストール時にエラーが出たり、インストールできないものもあった。セキュリティが堅固になったり新しい技術メインにしていく過程でレガシーなものを切り捨てるのは一つの流れで仕方ないだろう。

以前から使っているという理由だけで10年近く使っているソフトが一部ある。もちろん、Openofficegimpのようにアップデートが続いていれば新しい環境でも使い続けられるのだが、そうではない昔のままのソフトというのがある。それらの中にはファイルの読み書きに使っているプラグインが時代遅れになって今のWindowsで使えなくなったりして、アップデート後に使用不可になったり新規インストールできなくなっている。その辺のソフトについては代替のものを探して充てる必要がある。

映像や音声系の編集ソフトに特にそういったものが出ている。操作が至極シンプルなものが減っていて、プロ仕様のものが無料で解放されているのだが正直そこまで使う必要もなくて困ったものである。せっかく使い方を覚えても、それが途中で開発中止になる可能性もある。あいにく、月額制度を使うほどにはソフトを使用しないのでAdobe製品はなしである。周囲にはもっとPhotoshopを使っている人もいるが、月額制度が嫌で10年くらい前のバージョンを何年も前のMacで使用を続けている。

卓上電気スタンドの買い替え

自宅の卓上で使用している電気スタンドはそろそろ使用開始から20年経過した年代物である。当時の製品は蛍光灯であり、管球を最終交換した日時は覚えていないがかなり経過している。

そろそろ管球交換の時期が近づいていそうだが、いまどきはLED電球に灯具が置き換わるような時代情勢であり、新しくスタンドごと買い直すことにした。はじめに近所の電機量販チェーン店へ行ってみたが、照度がルーメンだったりルクスだったり標記がまちまちで、種類も多くてよくわからなくなった。結局ヨドバシで安めのものを購入した。

帰るときに荷物が軽いし、帰って開けてみると店頭で見たものの通り形状がスリムである。物理的なスイッチは無く、電源マークのある所をタッチすると点灯するようになっている。明るさ調節は不要だろうから、ON/OFFだけの機能の物にした。管球はそんなに高くないが、その管球数本分の価格で買えてしまった。

点けてみると明るさは確かに標記の通りあるのだが、光が思ったよりも青白かった。LEDだから仕方ないといえばそうである。うすい茶封筒でもかぶせれば電球っぽい色になるかもしれないが、そのうちこの色に慣れるだろう。

よくよく考えたら、こんどの電気スタンドは電球に寿命が来たら管球交換ができないのでスタンドごと交換することになる。理論上半永久的に使えるはずだが、それだと灯具の販売は先細りになるだろうし、壊れたら壊れたでまるごと交換は勿体ない。エネルギー消費を減らすために普及したはずのLED灯具であるが、本当にエネルギー削減になっているのかは疑問である。

windows10の起動が遅いのでクリーンインストール

windows10の2004アップデートと20H2アップデート前後からPCの挙動が不安定になったのはすでに何回か記しているとおりである。不安定な動作は2019年に導入したゲーミングノートPCで起こっていた。

2004アップデートと20H2アップデートはそれほど間を置かずに降りてきたので、実際のところ不具合期間はそれほど長い期間にはわたっていないのだが、ファイルをクリックしようとしたり、操作しようと右クリックすると青い車輪(?)が回転したままになってフリーズ状態になってしまうというもので、何をしてもそうなるので作業に支障をきたした。この障害は何回かアップデートを繰り返したところ改善した。もう一つの障害が、起動の遅さである。ブートの不安定さも実は20H2アップデート直後に見られた。電源を入れて以降、黒い画面のままだったりBIOS画面になってOSがブートしないといった障害が数回あったほか、最近では起動後に「ようこそ」のところのまま数分経過してやっとデスクトップ表示される状態だった。

さすがにこれが毎日繰り返されるのでは使う上で支障をきたすので、OSをクリーンインストールした。インストール後のバージョンは最新の20H2になっていて、バックアップのOSもアップグレードのたびに更新されているらしい。クリーンインストール前に使用していたソフトを一通りインストールして環境は整ってきた。まだドキュメントフォルダの中身は移し切っていないが、作業はひと段落したところである。一説では、レジストリクリーナーを使っているとそれが原因で起動や動作に支障をきたすようなので、今後はメンテナンスツールは極力使わないようにしようと思う。

さて、クリーンインストール後にデスクトップにソフトのアイコンを置こうと右クリック操作をしたら、以前に経験したような青い車輪が回転したままフリーズ状態になる現象が再発した。この時のCPU使用率は数パーセントでメモリ利用率も3割に満たなかった。さすがに入れたばかりのOSでこの現象はおかしい。まず考えたのは、工場出荷時に抱き合わせで入っているウイルス対策ソフトがwindows10のデフォルトのdefenderと競合しているのではないかということである。対策ソフトをアンインストールしてみたが、それでも挙動は変わらなかった。

そうすると、ソフトではなくハードウェア側の問題が考えられた。工場出荷時の設定でドライバ類も入っているはずだが、タスクバーのバッテリーなどの情報が表示されるところに再インストール前には出ていたNVIDIAGPU管理ツールのアイコンが出ていなかった。GPUの挙動はシステムのモニターをみると稼働が0%でそれもおかしな話だった。ドライバが現状と合っていないと思われたため、メーカーのサイトで最新ドライバを一通りダウンロードしてインストールした。すでに対応済みのものはインストールされていると表示されたが、やはりGPU周りのソフトが入っていなかった。

GPU管理ソフトのアップデートを終えたらフリーズの現象は見られなくなった。グラフィック処理関係の不具合だったようだ。とりあえず、細かいファイル類の移行が全くできていないが、HDDを接続すればデータ処理はできるところまで来ている。動作が遅いときはメーカーのサポートページを見て、古いドライバはアップデートをしたほうがいいかもしれない。ドライバ自動更新ツールというのもあるのだが、それを使うとかえって無関係なものをインストールして挙動がおかしくなったことがあったので、万全に動かしたいのであればオフィシャルに提供されているもので一通り入れてはどうだろうか。